暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-1 リンクスタート
Story1-2 遊びの終わり
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ービスの今、追い抜いたらいいじゃねえか。それにお前ら、相当にハマってるな?」

クラインはそう言って笑っていた。

「今が一番充実してる。仮想空間で生きるのも悪くないな、って思う」

「ここではこの剣一本でどこまでも上っていけるんだ。あの期間では寝ても覚めてもSAOの事しか考えていなかったよ。それにな、仮想空間なのに、現実世界より生きてるって感じがしてるんだ」

「だな」







「さて、もう少し狩りを続けるか?」

キリトがそう聞くと

「俺は続けるよ。今日くらいはキリトと一緒にな」

「あったりめーよ! ………と言いたいところだが」

ギュルルル

クラインの腹から音がなる。そこまで再現してるとは恐れ入ったものだ。

「5時半に熱々のピザを頼んでいるんだ!一度落ちるぜ」

「準備万端だなお前」

「まあ、その後にまたログインするさ。それよりもどうだ?オレこの後、仲間と落ち合う予定なんだ。良かったらフレンド登録しないか?」

「それもいいな」

しかし……

「え………」

キリトは難色を示していた。そういやこいつコミュ障みたいなとこあったな。

「いやいや!
無理にとは言わないんだ。それにそのうち紹介することもあるだろうしな?」

「そっか」

「ありがとな? この礼はいつか必ずする。精神的にな?」

「「期待しとくよ」」

はい、嘘です。期待なんてしてません。でも、僅かな望みを心に留めておきながら、近くの岩に腰を降ろした。

アイテムの確認&整理やステータス&スキルの確認をするためだ。


右手を振って出したメニュー画面でいろいろしてると

「あれ? ログアウトボタンがねぇ」

クラインが呟いた。

「無い? よく見てみろよ」

キリトにそういわれ、再び確認するクライン。

「ん、やっぱ、何処にもねーよ」

「メインメニューの一番下にないのか?」

俺も最初の画面に戻して確認するが、そのメニューには オプションとヘルプの二項目だけだった。

本来一番下にあるはずのものがなかったのだ。

「本当か?

………うん、無い」

キリトも確認するがやっぱり無かった。

「まぁ、今日が正式サービス初日だからな、こんなバグもあるだろう。今頃運営は半泣きだろうな」

クラインはそう言った。

「お前もな」

キリトがそう言う。

「あん? どう言うこった?」

「時刻を見てみろ。今17:25だ。後5分だろ?」

そう返すと

「あっ、ああああああああ!!!!!!!! 俺様のテリマヨピザとジンジャーエールがぁ!!!!!!」

「さっさとGMコールしろよ」

「は? とっ
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