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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-1 リンクスタート
Story1-2 遊びの終わり
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り中ボスかと」
「んなわけあるか」
その後はモンスターと戦う事はせず、クラインはスキル発動の練習をしていた。反復練習も、立派な練習だ。
「おお〜〜!」
何度かやって、コツを掴んだようだ。
「なっ、ハマるだろう?」
キリトはそう言って笑う。
「スキルって色々あるんだろう?武器を作るとかさ?」
「ああ、スキルの種類は無数にあるって言われてる。
その代わり、魔法はないんだけどな」
そう、このSAOには、魔法は存在しない。
遠距離の攻撃手段はほぼないと言ってもいいぐらいだからな。
「RPGで、魔法無しか。大胆な設定だな!」
ごもっともな意見だな。
クラインは素振りの練習の様にスキルを使う。
「自分の体を動かして戦う方が面白いだろう?」
「確かにな」
「やっぱそうだよな」
俺たち三人はすっかり打ち解けていた。その後は狩りを再開していた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
そして、時刻は夕方。
夕日が沈んで行く光景は現実と全く変わらないものだった。
「何度見ても信じられねーな。ここがゲームの中なんてよ? 作ったやつは天才だぜ。マジでこの時代に生まれてよかったわ」
「それは俺も同感だよ。普段なかなか感じれないものがここでは手に入る。まだまだ終わりも見えないし、最高だ」
「大げさだな。お前らは。ナーヴギア用のゲームやるの、これが初めてなのか?」
キリトが聞いてきた。
「ああ。ってか、これが発売と同時にそろえたって感じだ」
「俺はVRMMO結構やってた。でも……SAOにしか興味は無かったな」
俺とクラインはそう言う。
「それにしてもよぉ、 我ながら運が良かったと思ってるぜ。たった1万本しかない初回ロットを手に入れられるなんてよ?ほとんどの運を使ったって感じだ。だけど、お前らほどじゃないか」
そう言ってクラインは俺たちを見た。
「確かにな」
「半年分の運を使ったよ。もうほとんどない」
2人同時に振り向く。
「Bテストに当選だろう? あれは1万の更に10分の1、1000本ぼっちだもんな」
そういえばそうだったっけ。
「おっ、そういえばよ。Bテストの時は何処まで言ったんだ?」
クラインがそれを聞いた。
「俺は2ヶ月で14層だったかな」
「へ〜。結構なペースで攻略できるんだな?」
「そいつは特別だよ。シャオンは、ほんっと異常なんだ。オレがどんだけ頑張っても10層までしか行けなかったのにな。初めっからほんとに………くそっ」
「かっ! はははっ! ほんっと悔しいんだな。キリトは。
なら、正式サ
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