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ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
ライジング:龍の王が示す道
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クプトティラになったダークオーズが、メダガブリューを手に持った。
「最高司祭猊下の手を煩わせるまでもない。……我自ら消し飛ばしてくれる」
セルメダルをメダガブリューに入れ、顎を閉じると、バズーカモードにした。
『ゴックン!プットッティラーノヒッサーツ!』
黒いエネルギーが、メダガブリューに収束していく。
万事休す。……もう、どうしようも無い。と、思ったとき。
『……金色の王よ。貴様はこれきしの事で諦める気か』
突然、頭に声がした。
「……何だ!?声!?」
『……俺は無双龍ドラグレッダー。聞け、金色の王よ』
「……言ってみろよ、無双の王」
『……何故、聞く?』
「声がした。それで案が在るんだと思ったが?」
すると、ドラグレッダーが苦笑する。
『これをのりきる案と言えばそうだ。……だが、命懸けだぞ』
「解ってる。……この命、既に無くなっているもんだ本来なら」
俺はキングラウザーとドラグバイザーツバイを持って立ち上がる。
「案を聞こうか、ドラグレッダー。俺は……お前を信じるぜ」
『……貴様の持つ、オーメダル。その中から、紫を出せ』
俺はそれを聞くと、オーメダルネストからプトティラの三枚を出す。
途端、命が宿ったかの様に、三枚が浮かぶ。
「貴様!いったい何を!」
ユイリが気付き、メダガブリューの引き金に指を掛けた。
だが、俺の心境は、至って平常だった。
『集え、王の力よ』
ドラグレッダーが言うと、ギルドラウズのエボリューション・コーカサス、紫のコアメダル、そしてドラグレッダーとその派生であるドラグランザー、ドラグレイダー、ドラグフェニックスのアドベントカードが俺の中に入った。
「ッ!」
全てが入った途端、俺の体に激痛が走る。
「アアアッ!ガァアアアアアッ!アアアアアアアアッ!!」
『耐えろ、金色の王よ!』
『……汝の欲望、それが全て侵食されしとき』
『お前の王の器は進化する』
ドラグレッダー、ドラグランザー、ドラグレイダー、ドラグフェニックスの他に、プトティラコンボ、キングフォームが俺の精神世界に入り、俺に語る。
「消え失せろぉおおおおっ!」
その瞬間、メダガブリューからストレインドゥームが放たれた。
『不味い!!』
ドラグレッダーが言うと、メダルが俺の前に出た。
ーーーー大丈夫だよ。守るよ、君を。
『コブラ!カメ!ワニ!ブラカーワニ!』
『ライオン!トラ!チーター!ラタラター!ラトラーター!』
ブラカワニとラトラーターが現れ、ブラカワニがストレインドゥームを防ぎ、ラトラーターが高速で接近し、メダガブリューを弾いて連続蹴りを放ち、よろめかす。
「何っ!?正規コンボだと……っ!?」
ユイリは驚愕した。そこに。
「俺達も居るぞ!!」
サゴーゾとタジャドルが同時に蹴りを叩き込む。

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