第二章
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くとも今急に来られるような部隊はな。ない筈だ」
「では彼等は一体」
「わからん。しかもだ」
その白い兵士達は前線にそのまま突っ込んでいく。機関銃の銃弾が乱れ飛ぶがそれでも突き進んでいく。しかもここで有り得ないことが起こった。
「なっ!?」
「そんな筈がない!」
大佐と少佐だけでなく全ての将兵がそれを見て驚きの声をあげた。
「銃弾が当たらないだと!?」
「全て銃弾の方からよけている」
「しかもだ」
彼等の驚きは続く。
「あの速さ、馬にでも乗っているのか」
「もう敵陣の前だぞ」
そうなのだった。速いのだ。歩兵とは思えないまでに。しかも突撃しながら放つその銃は的確にロシア兵達を倒していく。物陰にいる筈の彼等を的確に撃っていく。
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