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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-1 リンクスタート
Story1-1 SAOスタート
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聖音side
今日はSAO正式サービススタートの日。俺たちBテスターには待ち遠しかった日だ。
いや…………Bテスターだけじゃなく、ゲーマーたちがみんな楽しみにしていた日だろう。
フルダイブ環境を最大限に体感できる始めてのゲーム。
俺たちみたいなゲーマーが楽しみにしないはずはない。
でも……少しだけ問題がある。
「時間あるなぁ……」
そう、今日は日曜で、今は昼前。
正式サービスが13時からなのでまだ1時間以上もある。
他に何するかって言われても…………早めに昼飯を済ませちゃったし……宿題終わってるし……部活ないし……
早起きの習慣着いてるからな…………もう少し遅く起きればよかった。
二日前に寝坊しそうになったのは前日の宿題が終わらなかったから……あれは知らん。
両親は今日は仕事。
さらに、SAO正式サービス開始日ということもあって友達はみんな遊びにこない。
俺は時計を見た。
今、11:40。サービス開始までまだ80分もある。
「しょうがない……開始まで軽く寝るか」
そのまま意識をシャットダウン。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ジリリリ ガン ガチャ
俺は目覚ましの音で目が覚めた。
………ベッドの端を叩いてから、だけどな。
「痛って………目覚ましがなったってことはもうすぐか」
念のため時計を見ると、今12:59だった。
うひゃー……ギリギリだ。
俺は準備しておいたナーヴギアをかぶり、その時を待った。
5、4、3、2、1
13:00になった。
目を閉じ、現実世界で唯一使える魔法の言葉を発する。
「リンクスタート!!!!」
その言葉を発した瞬間、俺の意識は異世界へと飛んだ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
一度閉じた目を開けると………そこにはBテスト時代に何度も見た始まりの町の懐かしき風景が。
始まりの町の石畳を踏みしめ、この世界の空気をいっぱい吸う。
もちろん動作だけで実際に吸ってはいないんだけどな……
「姿も風景も……あの時と変わらない。
俺…………久々に戻ってきたんだな、この世界に」
と、感動していると……
「おーい!シャオン!」
「おっ!キリトじゃん、やっぱり来たんだな」
「いやー、待ちきれなくてさ、すぐにログインしたよ」
「そりゃ俺も同じ。
お前ほどのゲーマーじゃないけどな」
「うるさい。それ言うな」
こいつはキリト。Bテスト時代の数少ないゲーマーの親友で、パーティーも一
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