暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
86話:銃を持つ者の覚悟
[6/6]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
に行かせた後、無事取ったと報告があった後すぐに声が聞こえなくなったのだ。
「……どうした、ルーテシア」
「ガリューに何かあったみたい…」
ルーテシアがそう言うと、少しの間沈黙を続ける。
だが時間が経つ内にルーテシアの顔色がみるみるうちに変わっていく。
「―――ガリューが、誰かにやられてる」
「何…?」
「『骨董品』を取り返しにきたみたいなんだけど、ガリューが手も足も出ないって…」
その言葉にゼストも驚きの表情を露わにする。ガリューの実力を知っているからこそ、並の魔導士に押される事などあり得ないと考えていたからだ。
「どうしよう…このままじゃガリューが…!」
「……仕方ない、ガリューを引かせよう」
「でもそれじゃあドクターの『お願い』が…」
「達成が困難になってしまったのだから、仕方なかろう。ガリューを失う訳にもいかないだろう。奴も言えばわかってくれるだろう」
「…わかった」
ルーテシアはそう呟くと、手に付けているアスクレピオスに一言二言呟いた後、足元に展開していた魔法陣を消した。
「大丈夫だったか?」
「うん。相手も『骨董品』を意識してたみたいで派手な事はしてこなかったみたい、大きな怪我はないって」
「…戦いもそろそろ終わる、お前の探し物に戻るとしよう」
ゼストの言葉に、ルーテシアは静かに小さく頷いた。それを見たゼストは、彼女を連れホテル・アグスタから離れていった。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ