暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
86話:銃を持つ者の覚悟
[2/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
い剣を構えると、すぐに違和感に気づいた。
魔力結合が上手くできないのだ。
(これは、AMFか…!)
〈マスター! 六時の方向から別の攻撃が!〉
「なっ!?」
トリスの報告に慌てて顔だけ後ろに向けると、別パーツが付けられたV型からミサイルが飛んできそうだった。
しかも周囲のガジェットも熱光線を発射しようとしている。そりゃマズいだろ!?
「ちぃ、やるしかないか…!」
そう呟くと、ライドブッカーからカードを取り出し、トリスへと挿入する。
〈 KAMEN RIDE―――〉
魔力弾を打っても、AMFで防がれる。しかも普通のガジェットにまた新しいパーツが付いてたり、有人操作に切り替わっていてやり難くてしょうがない。
『防衛ライン、もう少し持ちこたえててね。ヴィータ副隊長が向かってきてくれてるから!』
「っ! 待ってるだけじゃ行き詰まります! ちゃんと全機落とします!」
『ちょ、ティアナ、大丈夫!? 無理しないで!』
「大丈夫です!」
毎日朝晩、練習してきてんですから!
「エリオ、センターに下がって! 私とスバルのツートップでいく!」
「は、はい…!」
「スバル、クロスシフトA、行くわよ!」
「おう!」
スバルはティアナの指示を聞くと、ウイングロードを伸ばしガジェットの頭上を通過してガジェットの意識を引く。
その隙に私はカートリッジを片方のクロスミラージュにつき二発、計四発カートリッジをロードする。
証明するんだ……
特別な才能や凄い魔力がなくたって、一流の隊長達の部隊でだって、どんな危険な戦いだって……
「私は…『ランスター』の弾丸は、ちゃんと敵を撃ち抜けるんだって…!」
そう呟きながらティアナは周囲に魔力弾を作る。ティアナの得意な魔法―――クロスファイアだ。
スバルがガジェットの攻撃から避けたり防いでたりする間に、ティアナは準備を進める。四発ロードの影響か、腕に痛みを感じる。
『ティアナ、四発ロードなんて無茶だよ! それじゃあティアナもクロスミラージュも…!』
「打てます!」
〈 Yes 〉
大丈夫…私なら、全部撃ち抜ける!
「クロスファイア―――シューーーット!」
周囲に作った魔力弾を撃ち出し、スバルに気取られていたガジェットに次々に当てていく。
「あああぁぁぁぁーーー!」
用意した魔力弾だけじゃなく、さらに引き金を絞って新しい魔力弾を撃ち出す。
だけど、一発だけ。
撃ち出した魔力弾の中の一発を、一体のガジェットがギリ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ