第四章
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これを配るぞ」
アトスの決断は早かった。何はともあれこれで戦うしかない。だとすればああだこうだと文句を言っても仕方がないことがわかっているからである。
「そうしてあの兵達を倒す」
「よし、じゃあやるか」
「この文字や十字架を信じてな」
ポルトスとアラミスはそれぞれ応える。アラミスはその間に自分が持っている剣に刻まれている文字を見た。そこには悪を倒せといったような言葉が書かれていた。
二日後アトス達が率いるフランス軍は不死の兵達と対峙していた。まずはフランス軍が攻撃を仕掛けたのであった。
「いいか」
その直前にアトスは部下達に対して声をかけた。
「陛下からお受けした武器や弾丸で向かうぞ」
「はい」
「わかっております」
兵達はそうアトスに対して答える。その言葉も度重なる敗戦で疲弊した感じである。アトスはそれをすぐに見抜きまずいものを感じていた。
(いかんな、このままでは)
「おい、アトス」
だがここで誰かが声をかけてきたのだった。
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