1巻
澪にとっての初陣×対ドウター戦
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返事をしてから、現魔王派はとうとう動き出した様子だ。だが一つだけイレギュラーが起こっているのが、この俺らである。俺達はこの世界の神ではなく、異世界の神だからだ。だからこの世界の神に仕えている者達にとっては俺達を想定外だと思うだろう。そしてここを離れようとした澪だが一瞬の隙で影が立っていた。
「澪様!」
雷撃で消しかけた影が立っていて、まさに魔力を放ったので間に合わないと思った澪と万理亜だったが障壁によって影からの攻撃を守って見せた後に、ラードゥンとクロウにダハーカは澪の前に姿を現したのだった。万理亜は澪の元に向かったが、澪が無事を確認すると前にいた三人に言ったのだった。
「澪様を守ってくれたのは有難いですが、貴方達は何者です?ここは人払いの結界で人は来れないはずです」
「とりあえず言っておこう、俺達は君達の味方だ!」
そう言った後にクロウは向かってくる影を惨殺した後に、予定通り門が開いた。そして魔界では見た事のない魔物たちが姿を現すと同時に、ドウター達の殺気に当てられたのか澪と万理亜は咄嗟に戦闘態勢になる。
「やめておけ、お前らでは無理な相手だ。俺達みたいな異形な者でしかあいつらを倒せんよ、ラードゥンは彼女達に結界を頼む。ダハーカは全てのドウターが出てきたら相手を押さえ込んでくれ」
「分かりました、ではそのようにしておきます。私は元々前者のような戦い方をしませんからね」
「分かったぜクロウの旦那。ま、あの門から出てくるのは数千体だと思うから、最初の前にいる奴らしか押さえ込めないがやってやるよ。千の魔法を操る俺にとっては安い事だ」
そう言うとどんどんと出てくるドウター達に、地上からの門は数百だったが上空からは数千体出てきたのを感じ取ったクロウは作戦変更としてダハーカは数百いるドウターの動きを止めてから朱音達とクロウで倒すという事になった。そんで上空にいる俺達の目の前には人払いの結界で張りながらの大天使化となった俺と深雪、そして赤龍帝の籠手を発現させてから剣を持つ俺。
「そんじゃ行きますか」
「ええ行きますよ!ティアも外に出てきて下さい!」
『俺らも加勢するぞ!』
『同じく僕もね〜!』
『久々に暴れるわよ!』
そう言っている間に地上と上空で対ドウター戦が勃発した、地上では朱音達が動きを止めている隙に標的を絞り込んでから魔力を放つ朱音達にクロウの剣捌きとダハーカがやっている相手の動きを止めている事に驚きを持つ澪と万理亜だった。前に行こうとしても一人称が『私』と言った者が、何らかの結界か障壁によって壊せられない。朱音は大鎌で次々と神速で葬るが、刀花は二つの大剣を持ち葬って行く。藍音は氷で凍らせてダハーカと一緒に動きを止めていた、鈴音はラードゥンがいる横にて情報分析をしている最中
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