第三章
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「どうしてなんだろうな、大和がいないと」
「それだけでもう」
「終わった気がするな」
「ああ、終わったかもな」
声から次第にだ。覇気がなくなってきていた。
覇気のないその声でだ。語るとだ。目にも身体からもその覇気がなくなっていく。終焉さえをだ。感じだしてきていたのである。
それでだ。彼等はだった。
「海軍も日本も」
「これでな」
「もうな」
「完全にな」
そこに日本の敗戦も見ていたのだ。それまで見なかったそれがだ。現実のものになろいうとしていることを感じだしていた。大和がいなくなりだ。
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