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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第三十七話 怒りの紅竜
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魔竜型デジモン、グラウモンに進化した。
グラウモン[ぐおおおおおお!!]
グラウモンが咆哮しながらグリズモンに体当たりを喰らわせる。
グリズモンは突然の攻撃に対処仕切れず、直撃を受けて吹き飛んだ。
グリズモンは体勢を整えるとグラウモンを睨みつけた。
グラウモンは息を荒くしながら、グリズモンを睨んだ。
グラウモン[いい加減にしろ…よくも俺の仲間を痛め付けてくれたな…!!]
なのは「え…?」
普段のギルモンからは想像出来ない程の荒い言葉になのはは、目を見張った。
賢「(軽い興奮状態になっているのか…?)」
賢がグラウモンの様子に疑問を持つ。
グラウモン[貴様はもう謝っても許さねえぞ…この屑野郎!!]
グラウモンは怒りの表情を浮かべ、グリズモンに襲い掛かった。
グラウモンが拳を握り締め、グリズモンの顔面に叩きつけた。
グラウモンのパンチによってグリズモンは勢いよく木に叩きつけられる。
グリズモンが立ち上がるよりも早くグラウモンは素早く動き、尻尾を振り回してグリズモンに叩きつけ、吹き飛ばした。
グラウモンがグリズモンに狙いを定める。
グラウモン[エキゾーストフレイム!!]
爆音と共に強力な火炎を吐き出した。
グリズモンにエキゾーストフレイムが直撃した。
グリズモンの体内から黒い歯車が現れ、すぐにそれは消滅した。
すずか「黒い歯車に操られていたの!?」
子供達が上空で消えた黒い歯車を見て、これで終わったと胸を撫で下ろしたが…。
はやて「グラウモン何する気なんや!?もう何もせんでええよ!?」
はやての叫び声に反応して、グラウモンを見ると、腕の刃に電撃を纏わせ、気絶しているグリズモンに向かうグラウモンの姿が。
大輔「あいつまさか!?」
チビモン[怒りで我を忘れてるんだよお!!]
はやて「止めるんやグラウモン!!グラウモン!!」
はやてが必死に止めようと声を張り上げるがグラウモンは歩みを止めない。
グラウモン[プラズマブレイド!!]
グラウモンがグリズモンに腕を振り下ろそうとした時。
プロットモン[パピーハウリング!!]
グラウモン[っ!!]
プロットモンの技でグラウモンの動きが止まった。
フレイモン[落ち着け、グラウモン!!そいつは黒い歯車で操られていたんだ!!それ以上やらなくていいんだよ!!]
ルカ「はやてさん…泣きそうだよ…?」
グラウモン[っ!は、はやて…]
はやての名前にグラウモンは正気を取り戻した。
はやては泣きそうな顔でグラウモンを見つめていた。
グラウモン[す、すまねえ…はやて…俺…]
一人称は変わったままだが、ようやく冷静になったグラウモンは申し訳なさそうな顔をした。
グラウモンは光に包まれ、ギルモンに退化した。
ギルモン[はやて…オラ…]
はやて「もうええよ…助けてくれ
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