暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
ライジング:業焔と轟焔
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が、すぐに更に火力を上げる。
「……待ってたぜ、その時を!」
ソルブレイズを紅蓮狼に投げ、俺は先程使えるようになったギャレンラウザーから、カードを覚醒させる。
『DROP FIRE GEMINI BAANIGDLIBAID』
「セァッ!」
上空にジャンプし、分身すると、宙返りをし、紅蓮狼、漆黒鳥に飛び蹴りを、正確には、その元となった剣の底を蹴った。
「ぬおおっ!?」
勢い付いた紅蓮狼と漆黒鳥は火焔鳥を食い破り、階段に突き刺さる。
『DROP FIRE GEMINI BAANIGDLIBAID』
「オオオオッ!!」
今度こそ、空中に飛んで分身、宙返りをして、デュソルバード・シンセシス・セブンに、
「「ハァアアアアッ!!」」
必殺技、バーニングティバイドを放った。
「グハッ!!」
デュソルバード・シンセシス・セブンは地面に思いっきり叩き付けられると、動かなくなった。
「……おーい」
ツンツン。反応がない、ただの屍の様だ。……多分。
「……よし、行こうぜ♪」
キラン、と何時もはしないスマイルでキリト達を見た。
「イヤイヤイヤ!?」
「まず情報とか聞き出す方が先決だよ!?」
「ライトさん本気出しすぎですっ!!」
三人から同時に怒られた。
「……チッ、すんなりとは行かないか」
『当たり前だ!!』
俺はそれを聞くと、溜め息を付いて、仕方無くハートスート、唯一回復能力のあるキャメルリカバーを使うと、俺はその場を離れた。
途端、デュソルバード・シンセシス・セブンとユージオの言い争いが聞こえ、そこにキリトとユリアが参戦。
暫くは言い争いが続いたりしていたが、一応の収束を感じとったので戻る。
「何だってー?」
「五十層に複数の整合騎士が居るってさ」
「……うわ、そりゃ面倒だわ。ユリア、頼むわ」
「ロイヤルストレートフラッシュで広域攻撃可能ですよねライトさん!?」
「言ったろ、面倒だって」
「私のファイナルベントも使い勝手悪いです!!それにライトさんみたく神器在りませんから武装完全支配術使えませんし!!」
「んー、じゃ、スレイブキラーを」
「嫌がらせですか!?」
「……言い争いしてるところ、悪いんだけど」
「……そろそろ進もうぜ」
ユージオとキリトの言葉にハッとし、俺は刺さった剣を抜いて、ユリアはドラグバイザーツバイを腰に付けて、キリト達の後を追った。
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