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大陸の妖精
さよなら
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りアルトはルーシィの元に行ってたか」


グレイ「それよりも、お前なんでそんなに汗だくなんだよ」


アルト「走ってきたからに決まってんだろ、急いでたから列車なんて待ってられねえよ」


グレイ「相変わらず無茶苦茶なやつだな・・・(汗)」


ルーシィはナツたちに実家に帰ったのは母親の墓参りの為だと伝えた


それを聞いたナツたちは安堵の笑みをこぼした



ルーシィ「みんな・・・心配かけてごめんね」


エルザ「気にするな、早合点した私たちにも非はある」


ナツ「ハッピーなんかずっと泣いてたぞ」


ハッピー「な・・・泣いてないよ!!」


グレイ「それにしてもでけー街だな」


グレイがあたりを見渡しながらそう呟く


するとルーシィが遥か向こうの山を指して言った



ルーシィ「あ・・・ううん、ここは庭だよ!あの山の向こうまでがあたしん家」


ルーシィのさりげない一言に四人と一匹は驚愕する



ナツ「お嬢様キター!」


グレイ「さりげ自慢キター!」


アルト「お約束の『ここからここまでがあたしん家』って台詞キター!」


ハッピー「ナツとアルトとグレイがやられました!エルザ隊長、一言お願いします!!」


エルザ「空が・・・青いな・・・」


ハッピー「エルザ隊長が壊れたぞー!!」





『天国のママへ


あたしはね、皆と一緒でなきゃ生きていけないと思う


だって妖精の尻尾は、もうあたしの一部なんだから!』



ルーシィ「アルト・・・」


アルト「んー?どうしたルーシィ」


ルーシィ「あのっ・・・迎えに来てくれてありがとう!すごく・・・安心した/////」


赤く染まった頬を見せないように俯きながら話すルーシィ


その様子を見たアルトは微かに微笑んでルーシィの頭を撫でる



アルト「お礼なんかいいって、『家族』を助けるのに理由はいらねえだろ」


ルーシィ「・・・/////」


ルーシィはしばらくアルトに撫でられ続けていた


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