鏡の国のアリス
[8]前話 [2]次話
「ようこそ、旅の皆さん!今日は存分に楽しんで下さい」
ルフィ「うおぉ!旨そう!!」
用意された料理や酒の数々、踊り子達のショー等、彼等を満足させる物は全て揃っていた。
ロー「(コイツ等…俺達に対して警戒心がまるで無い)」
そんな中、酒を飲みながら国民達の様子を伺うロー。
ロー「(これも死神屋の何等かの作戦なのか…?)」
と、一時も警戒心を緩めない彼の頭の中は、ムウマの事で一杯だった。
?「ねぇ。お兄ちゃん達どっから来たのぉ?」
ルフィ「んあ?誰だお前?」
アリス「僕はアリス。ヨロシクね。お兄ちゃん」
アリスと名乗り出たのは、10歳位の幼い女の子だった。
ルフィ「俺はルフィ。海賊王になる男だ!!」
アリス「ハハハッ(笑)僕、お兄ちゃんみたいな人大好きだよ♪」
無邪気に笑う少女や周りで歓迎する国民達に、彼等は少しずつ心を開いていった。
ウソップ「なぁアリス。俺達、黒いコートを着た、ムウマって女を探してるんだが知らねぇか?」
宴が終わり、用意された宿泊場所を案内される一行。
アリス「う〜ん。黒いコートかぁ。見た事無いなぁ〜」
ロー「なら、最近何か変わった事は無かったか?」
アリス「それなら、メシア様が新しい住人が増えたって言ってたよ!」
スモーカー「新しい、住人?」
と、彼の質問の答えを聞いた一行に、一つの疑いが生まれた。
アリス「着いたよ」
そして、到着した宿泊場所を目の前にした。
アリス「困った事があったら、メシア様に聞くと良いよ」
キッド「何処に居んだよ?」
アリス「あそこだよ」
少女の指を指す方に目を向けると、大きな王宮が見えた。
ロー「(彼処に死神屋が居るのか…?)」
アリス「じゃあね、お兄ちゃん!」
少女と別れた一行は、宿泊場に入り、短い夜を過ごした。
to be continued
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ