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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
十話 乱入です。
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つける。
「バトル!Great TRONADOでジルコニアを攻撃!スーパーセル!」
私の指示を受け、グレートトルネードが風を纏った拳をジルコニアに叩きつけ、粉砕する。そして、同時に巻き起された暴風がますみんを襲うも透明な障壁に阻まれていた。
「なん……だと……っ!?」
「残念だったわね。私はアクションマジック【クリスタルガード】を発動させたのよ。このカードはこのターン受けるダメージを全てのダメージを0にできるわ。
さっき起きた風のおかげで、アクションカードが手元に来てくれたのよ。」
どうやら、グレートトルネードの起こした風が裏目に出たらしく、配置されていたカードを吹き飛ばし、運良くますみんの手元にきてしまったらしい。
くそっ!インチキ効果がいい加減にしろよな??
「カードを二枚伏せて、ターンエンド」
ちっ、せっかくワンターンキルを決めてやろうと思ったのに。やっぱり、アクションカードはずるい。
「……こうなったら、最近になって習得した禁じ手を初お披露目してやろうか。」
ニヤリと口角を上げ、嗤う。
「き、禁じ手だって……!?ま、まずい!真澄、今すぐそのデュエルをやめるんだ!さもないと……ひぃ??」
観覧席の方から遊矢が顔を青白くなり、必死に何かを叫ぶがせっかくのデュエル、中断なんてさせないと優希に人睨みされ、まるでヴェノミナーガに睨まれたデスガエルよろしく行動を停止する。
『……ゆ、優希が恐いです。てか、何ですか、その禁じ手って?」
まぁ、見てれば分かるよ……フフフフ
「まったくなんなのよ……。ドロー!来たわね。
私は手札から【E・HERO プリズマー】を召喚するわ。」
水晶の体をもつ戦士が真澄の目の前へと召喚されると、このデュエルを見ていた全員が驚愕する。
「っ??なんで、真澄さんが姉ちゃんのHEROを使ってんのさ!」
と、徹が驚きの声を上げる。
「あぁ、それな。なんか真澄の奴、あの女に負けまくってよほど悔しいらしくて、なんとか勝ってやろうと考えてる内に、敵を倒すにはまず相手の事を知れ!と言われたらしくてよ。でまずHEROの事を知るためにデッキに入れてるんだと。」
「ちょ、ちょっと??刃!ペラペラ人のこと喋んな!」
知られて欲しくなかったことらしく、羞恥か怒りか、顔を真っ赤にして刃に抗議の声をあげる。
そして、優希はただ召喚された【E・HERO プリズマー】を見て呆然としている。そして、動き出したかと思うと、肩を小さく震わせ……
「クックックッ……ついに!ついに、ますみんがHEROの良さをわかってくれたんだね!!いやっほーい!」
ハイテンションになっていた。
HEROって、男の子っぽいってなんども言われてるからね〜。
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