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義侠
第四章
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して方角を変えてまた仕掛けて離脱する」
「そうしていってですね」
「敵の数を減らしていく」
「今回はそうしますか」
「そうだ、いいか」
 隊長の声はだ。普段よりもだった。強いものだった。

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