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IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第十二話 恨みと嫌がらせ
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と伝えなさい」
「は、はい」
オペレータがエーリッヒとビスケットを二度、三度と見てから返信を始めた。
「嫌がらせか? 戦闘食に一時間はかからんぞ。十五分も有れば終わる」
「もちろん嫌がらせだ。他に何が有る」
俺とエーリッヒの会話にオフレッサーが溜息を吐いた。
「戦闘食で嫌がらせか。出来ればもっと美味い物で嫌がらせがしたかった。そうは思わんか、リューネブルク」
「同感ですな、泣きたくなる」
リューネブルク中将が情けなさそうに答えた。俺も全く同感だ。
「何を言っているんです。こんな美味しくない物を食べさせられたから嫌がらせをするんじゃないですか」
思わずエーリッヒを見た。憤然としている。俺だけじゃない、トマホーク親父とリューネブルク中将もしげしげと見ている。オフレッサーが唸った。
「……なるほど、確かにそうだ」
「食べ物の恨みは恐ろしいんです。ローエングラム侯にはたっぷりと礼をしないと……、冗談じゃない!」
そう言うとエーリッヒは渋い表情でビスケットを一口食べジュースを飲んだ。そしてパックを睨みつけた。これでまた碌でもない事が起きると決まった。軍の馬鹿野郎、なんだってこんな不味い物を作った。事が起きる前に遮音力場に逃げたい気分だ。
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