20話:戦士の誓い
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だった。
「つか、え―――」
そこで、小五郎は事切れた。
最後に浮かんだのは家族と、なぜか居候のコナンの顔。
最後にしたことは、瑞穂への支援だった。
小五郎の遺体を前に、瑞穂は後悔に苛まれる。
自分があんな提案をしなければ。
せめてもっと早く、もしくは遅く出発させることができていれば。
いや、そもそも小五郎と同行なんかしなければ。
彼が死ぬことなどなかった。
光の戦士が、なんというざまだ。
瑞穂は小五郎から託された銃を握り締める。
そして後悔を一端止めて、今するべき事を考えた。
まずは小五郎の遺体を近くの民家に運んで、ベッドの上に寝かせた。
女子中学生には大変な作業だったが、苦とは思わなかった。
制服が血で汚れてしまったために民家にあった服に着替える必要があったが、面倒だとは思わなかった。
着替え終わった瑞穂は小五郎の遺体に一言語りかけた。
「あなたの娘さんは、必ず守ります」
光の戦士プリーシア・ディキアン・ミズホは固い決意のもと、歩き出す。
【毛利小五郎@名探偵コナン 死亡】
【稲田瑞穂@バトルロワイアル】
[状態]:健康
[装備]:SIG P210@現実
[道具]:支給品一式、白純里緒のナイフ@空の境界、SIG P210@現実、ランダム支給品二つ、
[思考・状況]
基本思考:小五郎の遺志を継ぎ、蘭を保護する
1:水晶を取り戻し、アブラ・マズダ様とともに主催を打倒する
2:小五郎の知り合いに頼りたい
3:桐山をいずれ殺す
4:坂持をいずれ殺す
5:相馬を警戒
6:アブラ・マズダ様、天から私に力を!
7:全一(名前は知らない)をいずれ殺す
【全一@多重人格探偵サイコ】
[状態]:内臓が少し傷ついている
[装備]:ガンツバイク@GANTZ
[道具]:支給品一式、ランダム支給品二つ、小五郎のデイパック
[思考・状況]
基本思考:優勝狙い
1:出会い頭に参加者は轢き殺す
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