暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
ターニング:脱獄
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「ユリア、カードベントを使え!!」
『METAL ROCK ROCKMETAL』
「え、は、ハイ!」
『ガードベント』
俺がメタルとロックを使って俺達に鋼鉄の防御を与えるロックメタルを使用し、ユリアがカードベントでドラグシールドを二枚呼び出す。と、同時に。
「エンハンスアーマメント!」
言い終わると同時に、鞭が俺達の身体に衝撃を与える。
「くうっ……」
「っ……!」
ロックメタルのお陰と、ドラグシールドのお陰で、幸い吹き飛ばされる事は無かった。……武装完全支配術を扱える整合騎士とは厄介だな。流石比嘉、いい根性してるぜ……。
「ほう……我が神器<霜鱗鞭>の一撃を初見で凌いだか」
「伊達に剣士やってねぇんでな!!」
『SLASH THUNDER RITNIGSLASH』
ライトニングスラッシュを発動させ、ユリアはドラグセイバーを持って突撃を再開する。
「はあっ!!」
エルドリエが再び鞭を放つと、二本に分裂し、襲い掛かる。
「ねじ伏せる!!」
それをライトニングスラッシュで弾くと、俺とユリアは左右に移動する。
「分裂かよ……」
「この霜鱗鞭には間合いが五十メルに拡大するだけではなく、最大七本まで分裂出来るのさ」
……まるでゼツみたいな完全支配術だなおい。
「ちっ、なら最大で行くぜ!」
『ABSORB EVOLUTION』
ライズアブゾーバーにアブソーブとエボリューションを読み込ませ、キングフォームになる。この際だ、ジョーカーに一時的になっても構いやしねぇ!!
「ユリア!サバイブ使え!!」
「解りました!!」
『サバイブ・烈火!』
サバイブ〜烈火〜のカードで龍騎サバイブに変身すると、俺はキングラウザーにカードを転送する。
『10 J Q K A ROIYRSTORRTFURASU』
ロイヤルストレートフラッシュを発動させる直前に、ユリアが動く。
『ファイナルベント』
途端、ドラグランザーが姿を現し、バイクになると、ユリアが乗り込んでウィリーで突撃しながら火炎弾を放つ。
「くっ……リリース・リコレクション!」
……あ、やべぇ。あれって、確か記憶解放術……。
途端、ユリアとドラグランザーが吹き飛ばされ、地面に転がされる。
(ユリア、ゴメン。後で土下座するわ)
俺は心でそう言うと、ロイヤルストレートフラッシュを発動。切れかかった霜鱗鞭目掛けて突撃していく。
「オオオオオオッ!!」
キングラウザーはそのままブーストされて霜鱗鞭を弾き飛ばし、俺はキングラウザーをつきつけた。
「チェックメイト♪……と言うか、どっかで見たような顔だな……」
すると、後ろの少年が言う。
「その人、エルドリエ・ウールスブルークだよ。四帝国統一大会の優勝者の」
「おお、少年。よく覚えてんな」
「ユージオだよ、キ
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