第三十六話 蘇る魔法使い
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「これ…歌……?」
ユーノ「一体何処から…」
無意識の内に、ユーノとなのは、ガブモンXとツカイモンはおもちゃの町の外れまで来てしまっていた。
ツカイモンが耳を兼備している羽を動かしながら音源を探した。
ツカイモン[…この歌の旋律はマーメイモンの物だ]
なのは「マーメイモン?」
ガブモンX[マーメイモンがどうして此処にいるんだ?確かに近くに泉はあるけど。此処にいるのはおかしいよ]
ユーノ「どういうこと?」
ツカイモン[マーメイモンは本来なら海に住んでいる。此処にいるはずがないんだ。]
ガブモンX[う〜ん…もしかしたら…海で怪我をして、ここに来たのかもしれないよ…?]
なのは「そんな!なら助けてあげないと!!」
なのはは歌の聞こえる方向に向けて走り出した。
ユーノ「なのは!!」
ガブモンX[ちょっと待ってよ!危ないよなのは!!]
ツカイモン[やれやれ…]
ユーノとガブモンX、ツカイモンもなのはを追い掛ける。
しばらく走ると森の開けた場所にあり、月明かりで輝いている。
比較的大きな泉で、川が流れ出していた。
更に辺りに咲いている花から純白の淡い光が放たれている。
月明かりを受けて輝いている泉に純白の淡い光を放つ花。
なのは「綺麗…」
そのあまりにも神秘的な光景に目を奪われた2人と2匹。
ガブモンX[あれは…]
ふとガブモンXは泉の近くにある岩に座っているマーメイモンを見付けた。
なのは「あれがマーメイモン…なの?」
マーメイモンは人魚のような姿をしたデジモンだった。
ユーノ「…あれは……」
ユーノはマーメイモンの尾鰭に黒い歯車が突き刺さっているのを見た。
ツカイモン[どうやら、敵のようだ…]
ツカイモンの目に映るマーメイモンの顔は狂気に染まっていた。
なのは「え…?」
なのはがツカイモンの方を向いたと同時にマーメイモンが黄金の錨を振るう。
ツカイモン[危ない!!]
ツカイモンとガブモンXが押し倒し、ユーノ達は間一髪、マーメイモンの攻撃を避ける。
ガブモンX[プチファイアーフック!!]
ツカイモン[ふわふわアタック!!]
ガブモンXの炎の拳がマーメイモンに直撃する。
その隙にツカイモンがマーメイモンに体当たりを喰らわせるが、マーメイモンにダメージは感じられない。
ツカイモン[やはり今の我々では…]
ガブモンX[でも…負けられないよ!!]
ツカイモンとガブモンXがマーメイモンに向かって行くが、成長期と完全体の力の差はどうしようもなく、ツカイモンもガブモン
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ