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英雄は誰がために立つ
Life3 天と地の局地戦
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え!前大戦も知らぬ餓鬼どもにぃ!この俺がぁあああああああああ!!」
 「行きなさい、イッセー!」
 「これで終わりにして、イッセー君!」
 「今度こそ決めるんだ!イッセー君!」
 「決めて下さい、先輩!」
 『行け、兵藤一誠』
 「うぉおりゃぁあああああぁああああああああ!!これでぇええええええ!!!」

 そのまま、威力を増加し続けた一誠のブーステッド・ギアを付けた左手の拳が、コカビエルの顔面に突き刺さる。そして・・。

 「ラストォオオオ!!!」

 突き刺さってから、左腕に溜めに溜めた一撃が炸裂した。

 コカビエルは痛みによる呻き声も上げられずに宙に浮き、7、8回回転しながらグラウンドの土の上にうつ伏せ上になり、沈んでいった。

 「ハァ、ハァ、ハァ・・・」

 一誠が息を整えている間に、後方ではリアスたちが勝鬨じみた声を上げており、前方では先程コカビエルの腕に巻き付いていた鎖が全身上に回っており拘束されたようだった。

 「イッセェェェー!」

 後方から一誠を呼ぶリアスの声が聞こえる。
 それに手を振りながら戻ろうとした一誠は・・。

 (部長の〇首、吸いたかったなぁぁー・・)

 夜空に浮かぶ満月を仰ぎながら、ふとそんな事を思うのであった。


 
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