Life3 天と地の局地戦
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ルは立ち上がり、いつの間にかに着地していた士郎を睨む。
「きっさまぁああああ!!よくも私の羽をぉおおおおおお!!!許さん!貴様はこの俺自らの手で、今この場で消し去ってく、ぐぉお!!?」
言葉を言い切れずに右から、掌打によるダメージを喰らうコカビエル。
それを喰らわせたのは、いつの間にか姿を現していた小猫だった。
(馬鹿なっ!?いつの間に俺の懐にぃいい!!?)
と、心の中で毒づいていると、何と目の前から突如として聖魔剣を携えた祐斗が現れて、心底驚くコカビエル。
「喰らえっ!!」
「ぐがっっ!!?」
祐斗の聖魔剣による斬撃を喰らってしまったコカビエル。しかし、体力面もかなり削られはしたがまだ耐えられた。
「おっのれぇえええ!!下級悪魔如き、がっ――――」
またも言い切る直前に、コカビエルにダメージが入る。今度は雷属性の力によるものだ。
それを遠くから当てたのは朱乃だった。
「――――ががががっががががががぐががががっががぁああああ!!?」
その攻撃によりコカビエルから煙が上がるモノの、まだ倒れるに至ってはいない。
「至高のぉおおお、堕天使からぁああ、悪魔に成り下がった恥知らずがぁああああ!!!」
その朱乃に対して、両掌に作り出した光の槍を投擲させようとするも・・。
「させるかぁああああ!!」 「させないわっ!」
またも突如として現れたリアスと一誠に、驚きはするがその投擲を止める事は無いコカビエル。
しかし、左掌上の光の槍はリアスの滅びの力に消し飛ばされた。
「おのれぇえ!リアス・グレモリィイイイイイイ!!ならば、こっちの右手「やらせねぇぞおおおお」ええい!?小賢しいぃいい!」
リアスをやらせないために、先ほど以上の力の高まりを維持したまま一誠は、ブーステッド・ギアを殴るような姿勢のまま突っ込んでくる。
「ならば、貴様に喰らわ!?なんだこの鎖はっ!!?」
これからいざ放とうとした処で、右腕にいつの間にかに鎖が巻き付いてあった。
その鎖は、士郎の手元から伸びていた。
天の鎖
それが、士郎が新たに投影で作り出した宝具の真名だ。
傲岸不遜なる英雄王、ギルガメシュを懲らしめるためにメソポタミアの神々から送られてきた神性に対して絶対の拘束力を持った鎖だ。
例え堕ちたとはいえ、元は天使だ。このコカビエルにも効果はテキメンであろう。
「ええい!?外れん!何なのだこの鎖は!!?」
「うぉおおおおぉおおおおお!!!」
「ぬぅう!?」
鎖に気を取られていたコカビエルは一誠に接近を許してしまい、もう5秒にも満たずに辿り着きそうだった。
「・・っのれぇ
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