第11話 亡霊、守護者を蹂躙する
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いことを話したわけでも無いのにそれでも自分の“友達”と言ってくれる……こんなにうれしいことは無い。だったら自分はその思いに答えなくてはいけない
「ありがとう美琴ちゃん、カナちゃん!!私、2人に会えて本当に良かった」
千鶴の言葉に2人はクスリと微笑み、カナは…
「そのお礼は此処を生き残った後も言ってください」
「そうだね…!」
そう言って千鶴は小太刀を、美琴は砂鉄剣を、カナは両手を構え、もう一度刃衛に挑む態勢を構えた。“今度は負けない”…そう3人の目が力強く語っていた事を感じ取った刃衛は感心した表情になり、再び術を…心の一方を放った
「ほう、これはいい……雪村も先程よりマシな表情になったな。これなら少しは遊び応えがありそうだ…」
「「「っ!!!」」」
刃衛の言葉に3人はブワッと冷や汗が浮かび、倒れそうになるがグッと歯を食い縛りながら気を引き締めた。そしてカナがある事を言った
「2人とも、勝つ気で行こう…そうでなきゃアイツにあっと言う間に呑まれる!!」
「うん!」
「ええ!」
カナの言葉に千鶴も美琴も強く答えた。そこへ刃衛は刀を構えながら
「それじゃあ始めるか…久々に手応えがあるんだ。簡単に殺されるなよ?」
刃衛が再び3人に踊りかかった。3人の生き残りを賭けた戦いが再び始まった!
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