ハイスクールV×D ライド10
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「どうしたの、四季?」
「いや、天界上層部と堕天使幹部からオレ達に依頼があった」
「まさか、天使と堕天使の戦争の協力じゃないわよね?」
「寧ろ逆だな」
流石に戦争に傭兵として参加する気はない。戦争が起こった場合はどの勢力にも協力する気はない。
「血塗られた聖剣……エクスカリバーが盗まれた」
「えぇ!?」
四季の言葉に思わず驚きを露にする詩乃。飽く迄四季と詩乃の二人はコンビとして認識されている。本命は四季なのだろうが、四季も詩乃に黙って危険な依頼に首を突っ込む気は無い。
エクスカリバーはかつての戦争で七つに砕かれ、折れた聖剣の欠片を格に七振りの剣として複製が造られ、それはカトリック、プロテスタント、正教会の三つの教会でそれぞれ二本ずつ管理され、最後の一振りは行方不明となったとされている。
「それにしても、そんな物を奪うなんて一体誰が?」
「それについては両方とも情報が来ていない。流石にそれを知られたら依頼を断られる。そう考えるべき大物か……」
持ち主の天界だけでなく堕天使からの依頼も四季の元に入っている。その情報から考えて、奪った犯人は堕天使側。確実に戦争に対する火種になりそうなマネをする様な堕天使は過激派の大物……。堕天使側の情報から推測すると一人しか浮かばない。
「……多分、『コカビエル』って奴だろうな」
「っ!? 嘘でしょ、そんな大物が!?」
「流石にオレの考えすぎ……で有って欲しいな」
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