1巻
買い出しと一真の権限力
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ら澪はヘルメット越しではあるが、澪の所為ではないと言いながらも澪の顔を見ていた。自分とトラブルをすぐに解決してくれたのは良かったものの、周りに顔を覚えられてしまったのを嫌うというのを家族となった後に知った澪。これは深雪から教えられたようだけど、まあいいかと思った。が、そういう顔もするんだなと思ったので俺は寄り道をしようとした。
「ならさ、少し寄り道しないか?」
「・・・・え?」
信号が青になったと瞬間に家とは逆に走らせてから、俺はある場所へ向かった。もうすぐ夕方ならそろそろだなと思っての事。俺は澪を連れてきたのは、家よりも狭いが広大な敷地のある公園だった。バイクは近くに止めてあるが、盗まれる心配はないのがキーは抜いてある。夕陽の丘ちお呼ばれる景観スポットもあるかもしれんが、澪はここら辺は地元の人間だ。だからあえて人が来ない場所に来たけど、この風景は見慣れてないかのような反応をする澪。ここは穴場スポットかもしれんが、展望台ではないが街の風景を一望できるポイントである。さっき一人の警官が、ここを教えてくれたのだ。無論脳量子波で、俺の知っている警察官は地域課とかではなく特別な課で独立蒼翼黒鮫課である。国連軍ブラック・シャーク隊の警察官バージョンだ、だから俺を見たとしても正当防衛や俺の権限により捕まえたりも出来る。
「わあ・・・・!」
おっと独立蒼翼黒鮫課についてはまたあとにして、街並みを見下ろした澪は驚きと喜びの声を上げた。俺の計算通りになったのか、それとも天空神がちょうどよくさせたのかは知らんが到着と同時に夕焼けの風景が広がっていた。
「綺麗・・・・でも引っ越して来たばかりなのに、どうしてこんな場所を知っていたの?」
「一つは俺の親父が密かに教えてくれた事だ、ここはあまり人が来ない場所だから穴場スポットだとね。二つ目はさっきの警察官からも教えてもらった事だ。ここは有名な公園だが、ここはまさに夕焼けを見るに相応しい場所だと知ったのさ」
澪の隣に俺が自然体となって隣に行く。ちなみに警察の組織図は普通だが、俺らがいる豪邸周辺の方から学校や行きそうなところには特別な課が急遽出来た事になっていると聞いた。署の署長も俺の部下であり独立部隊のようにしたのは、国連軍ブラック・シャーク隊をそのまま警察のとこに異動となった感じだ。今回は国連軍には入ってないので、俺は普通の一般人ではあるが蒼い翼所属として特別に銃やナイフや車やバイクの運転などなど。
「悪くない風景だろう?」
「うん。こんな場所があったんだ・・・・全然知らなかった」
「今度は夜にも来ようか、ここは夕焼けもいいが夜景も絶好だと言われたんでね」
「うん・・・・そうだね。・・・・また今度」
ふと澪の表情が曇ったが、今夜決行するのかなと俺は思った。今
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