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とある六位の火竜<サラマンダー>
連続虚空爆破(グラビトン)事件
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いると御坂が突然叫び、きれいな回し蹴りを自動販売機に炸裂させた。前髪をかすった蹴りに戦慄しつつ蓮は御坂に呼びかけるが効果なし。

「思いっきりかっこつけて……!!!しかも私にだけだあ!?む!か!つ!く!!!」
「御坂さん!落ち着いて!!警備ロボ来てるから!つかまっちゃうから!!」

イラつきのままに自販機を蹴る御坂を止めて逃げ出しつつ蓮は上条について思う。いつかあの人にかかわる日が来る。そんな予感がしていた。



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