第十二話***大魔闘演武
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最後は大勢の言葉が揃う。
「しかし…今のお前らの実力で優勝なんぞ狙えるかのう」
最初渋っていたマスターも、
「優勝したらギルドに賞金三千万J入るんだぜ」
「出る!!!!」
一気に “出る派? に。
「無理だよ!!天馬やラミア…………」
「剣咬の虎だって出るんだぞ!!」
「ちなみに過去の祭じゃオレ達ずっと最下位だぜ」
の声にも、
「そんなの全部蹴散らしてくれるわい」
とボクシングのジェスチャーで答えた。
「燃えてきたぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
テンションが上がったナツは火を吐き、
「その大会いつやるんだよ」
とロメオに訪ねる。
「三ヶ月後だよ!!」
と答えると手を打った。
「十分だ!!!!
それまでに鍛え直して、妖精の尻尾をもう一度フィオーレ一のギルドにしてやる!!!!」
その意気に他の天狼組も合わせる。
「いいねえ!!」
「うん!!皆の力を一つにすれば」
「出来ない事は無い」
「グランディーネから貰った魔法、それまでに覚えないと」
「祭だよー、シャルルー」
「このギルドは年中そうでしょ」
「漢ーーーーーーーーっ!!!
祭といえば漢だーーーーーー!!!」
「ギルダーツの願い……案外すぐに達成できそうじゃない?」
それに残留組が浮かない顔で続ける。
「マジかよ」
「本気で出るのか?」
「や……やめといた方が……」
「オレは止めましたよ」
「ナツが考えてるようなバトル祭とはちょっと違うよ」
との声にナツは
「え!?違うの!?」
と返した。
「地獄さ「出ると決めたからにはとやかく言っても仕方あるまい!!!!」
答えたウォーレンの言葉に被せるようにマスターが叫んだ。
「目指せ三千…コホン、目指せフィオーレ一!!!」
三千万といいかけたのを正す。
「チームフェアリーテイル!!!!
大魔闘演武に参戦じゃああっ!!!!」
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