マブラヴ
0855話
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で非常用に備蓄している中でも消費期限が近づいてきている影響もあり、格安で購入した物も多い。
そして少し離れた場所には、ある意味では今回の目玉商品の1つでもあるバッテリーや推進剤。……しかもどちらもこの世界の戦術機に対応するように改造された物だ。
『これらの食料は、シャドウミラーが国交を持っている世界の中でもネギま世界と呼ばれる世界から多くの提供を受けています。どの食料にしても味については下手な店で食べる料理よりも美味しい品々です。希望者は試食も可能ですので是非どうぞ』
その言葉が合図だったのだろう。左側から色々な料理のいい匂いが漂ってくる。
恐らくは円……いや、美砂辺りの演出か。
料理に関するだけに、千鶴辺りが企んだ可能性もある。
ちなみにだが、今回のこの試供品の会場には俺達シャドウミラーのメンバーだけで回せる筈も無く、各世界から出向してきて貰っている。
さすがにこの場で量産型Wのようなヘルメットを被った奴がいても興ざめだし、何より柔軟な対応に問題があるしな。
ギアス世界からは周香凛や洪古が顔を見せているし、それ以外にもガン・ルゥに詳しい技術者達も連れてきている。……さすがにラクシャータはいないが。
SEED世界からはキラの姿も。
マクロス世界からはアサルトナイフの販売元としてL.A.Iがあるので、ルカの姿が。
で、ネギま世界からはあやか、千鶴、円、美砂の姿がある訳だ。
『それと、左側のコーナーにはもう1つ、今回の目玉とも言えるバッテリーや推進剤もあります。このバッテリーはSEED世界、ネギま世界で使用されているものであり、このマブラヴ世界で使われている物と比べても数段高性能だと言ってもいいでしょう。推進剤に関してはSEED世界のMSと呼ばれている人型機動兵器で使われているもので、このマブラヴ世界で使われている物に比べると、こちらもまた数段上の能力を機体に発揮させる事が出来るでしょう』
結局、バッテリーや推進剤周りのパーツに関しては最低限のパーツのみを輸出して、後はこのマブラヴ世界での技術発展に頼るという事になった。暫くはこっちのパーツを使う必要があるだろうが、戦術機を開発したポテンシャルがあれば恐らく近い内にパーツもどうにか出来るだろうという判断から。
それに今回並べられているように、完成形の品を見せればそこまで到着するのは難しく無い筈だ。
『では、皆さん。是非シャドウミラー、あるいは異世界の技術について存分にご堪能下さい』
オウカのその言葉と共に、会場全体へと明かりが点灯する。
それを合図にして、それぞれが自分の気になる場所へと向かって行く。
やはりと言うか、当然と言うべきか、軍人や政治家の多くが右側のブース……それも、ガン・ルゥとリニアガン・タンクの方へと流れてお
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