鈴仙の生活日記 4ページ目
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「どうする?私達も探すか?」
「そうですね…文さんだけに任せるのは…」
魔理沙さんと私は、各地で聞き込みをすることにした…が、
結果は出なかった。しかももう既に文が聞き込みに回っていたようだ。
そこは流石文さんと言うべきだろう。仕事が早い。
「やっぱり…文さんに任せるべきですかね〜…」
「そうだな…でも、私たちがやらないで文に任せっきりっていうのも…」
「あんたらさっきからこの辺りうろちょろして…何かここに用があるのか?」
一人の若い男が話しかけてきた。
どうやら人里に住む人間のようでこの男も文に会ったようだ。
「ああ…俺は射命丸ってやつに全部話したよ。例えば…いきなり誰かがとりつかれたようになる…とか自分の意志があるように動く影があった…とか。」
だったらなぜ文は私たちのところに来ないんだろう……
不思議に思った。どうやら魔理沙さんも同じことを考えていたようで…
「おかしくないか?」
そう私に言ってきた。
私も今考えていたことを話し、二人の目的は変わった。
妖夢についての聞き込みから…妖夢と文の捜索へと…
〜その頃 幻想郷の何処かで〜
「私を捕まえてどうするつもりです…妖夢……いえ『夜弥』さん。」
「ちょっと脅迫をね…」
そう言って妖夢を乗っ取っている夜弥は白狼天狗の写真を出した。
「や…やめ……」
「何もできないくせに何を言おうとしてるのかしら?」
夜弥は嘲笑った。
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