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僕の周りには変わり種が多い
九校戦編
第8話 選抜
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するんじゃないかな? だから、僕としては優勝が狙える可能性が高い、バトル・ボードを希望として部長には出しているけど、作戦スタッフが決めることだからね」

「そうだけど、バトル・ボードは海の七高が相手よ?」

「そこは、秘策があるよ」

「秘策ね。確かに、操弾射撃の方法も独特だものね」

「そういうこと」

ただし、その最中に、実験棟からプシオン光を感じる。幹比古なんだろうが、春先より術がうまくなっているんだろうなと思いつつ、プシオンの感受性を下げることにした。そうして、部室についたので、男子用と女子用の部室に分かれていった。



その日の帰りはいつものように1−Eの達也、レオ、エリカ、美月に、1−Aからは当然のことながら達也の妹である深雪にその友達でもあるほのか、雫と一緒に帰ることになる。
帰り道では、

「達也が技術スタッフにって、いきなりだったわねー」

「スペックの異なるCADへの設定のコピーって、とんでもなく面倒な課題をだされていたんだね」

「それって、面倒なのか?」

「勧められる方法じゃないことは確かだね」

「お兄様のことですもの。信じていましたわ」

エリカ、僕とレオ、達也に深雪の発言だ。

ちなみに達也と僕との、単純な体術では、時間切れまでもたらせることが可能なのは2割もない。本来が護身のための合気術なのだから、勝つよりも、逃げる方がメインのはずなのだが、師匠からは勝つことが目標だってだもんなぁ。

そんなので、朝の九重寺でも顔を合わせるうちに、司波さんから深雪さんと呼ぶようになっている。達也と初めての練習対戦で、幻術と称して『纏衣の逃げ水』の方をつかっても、逃げきれなかったので、師匠からは

「毎週1回、九重寺の朝の鍛錬にでて達也と対戦してこい」

とのことだった。ちなみに普通の幻術では逃げきれないので、『纏いの逃げ水』で戦うことで直接触れられることは実質ないが、あとは残り時間切れ引き分けがほとんどで、それでも1敗をきっしている。達也の方も今では、エレメンタル・サイトを使っているが、身体にふれた瞬間に、本体の位置を読み出せる身体能力はとんでもない。エレメンタル・サイトだけの能力ではないのだろうが、瞬間的に分析が得意と最初に言っただけはある。

ちなみに、雫も1人だけ北山さんと呼んでいるのもなんとなくだが変な感じがしたので、雫さんと呼ばせてもらっているのだが、感情表現がほとんど読めない雫がどう感じているのやら。彼女の場合、嫌な場合には、きっちりと嫌だというようなので、だいじょうぶなのだろう。

話はもとにもどして、

「違うスペックのCADに設定をコピーをする場合、高いスペックへのコピーは性能が出ないだけで済むことがほとんどだけど、低いスペックへのコピーは
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