ランニング:剣が希望に光る時
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んのかよ……」
俺はユイリに言うと、ユイリは俺を見て、そして剣を見て言った。
「それにしても、銘はどうするの?」
「もう決めてる。ソルの方は<ソルブレイズ>、スレイブの方は<スレイブキラー>にした」
「ソルブレイズ……スレイブキラー……ライトにしてはマトモね」
「俺をどんな目で見てたんだ?」
「変態」
「引きずるなよ!!と言うか腕を胸の前で交差すんな!!周りの人が俺を変な目で見るだろうが!!つか、ユリアも真似すんな!!」
姉妹揃って同じ行動をする。これが姉妹と言うものか。
「……前にも言いましたけど……」
「ユリア、その先を言うな。俺は断った筈が……」
「……子供を作らせてください!!」
「範囲外の攻撃だなおい!!」
と言うか言われてねえ。
「作らせもしねぇし、作りもしねぇから!!」
俺は盛大に言うと、変な目で見られた。
「くくく、ざまぁ見なさい」
「てんめぇ………」
俺は手に入れた剣を抜く直前で、
『ライト!!駄目だって!!HP減らしたら来るよ!!』
ロードの精神侵食により、止められていた。
『ロード、これは俺のこれからの人生が掛かってるんだ、ヤメロ』
『……ふぅーん、ミーちゃんに言うよ?浮気したって』
『……解ったよ』
ロードの浮気したよ発言は俺にとってはキツい物だ。従って、俺は手を押さえ、この変な目の大群をかい潜り、寮へと帰宅した。
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