第一部 学園都市篇
第3章 禁書目録
27.Jury・Night:『Blade Arts』U
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の粉となり、崩れ果てる。苦悶と苦痛に満たされた表情をその時だけ、感謝に染めながら。
「……やれやれ、兄貴に“水神クタアト”を借りといて正解だったよ」
「……どうやって?」
そして、思わず嚆矢は聞いた。目の前に降り立った翠銀色の髪の、黄衣の娘に向けて。
それに、彼女は“水神クタアト”の一頁……“ナイハーゴの葬送歌”の頁を閉じて、うんざりした白金の瞳で。
「“黄衣の王”の『黄衣の印』さ……ボクは、ボクの銃の銃眼に捉えた獲物は絶対に逃さない。ただ、それだけさ」
セラは、溜め息混じりにそれだけ応えたのだった。
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