第三十四話 氷華の兎
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
タ…]
大輔「黒い歯車?」
アリサ「また?」
謎の歯車の存在に、子供達は顔を見合わせる。
アンドロモン[助ケテモラッタ、本当ニ申シ訳ナイコトヲシタ]
ユーノ「気にしないで。故障なんだから」
ユーノが笑みを浮かべながら言う。
アンドロモン[君達ノ疑問ニ答エテアゲタイガ、私モ答エヲ知ラナイ。ソノ代ワリ、此処カラ出ル方法ヲアドバイス出来ル]
アンドロモンは脇にある空洞を指した。
アンドロモン[地下水道ヲ行クトイイ]
アリシア「ありがとう、アンドロモン」
アンドロモン[君達ノ幸運ヲ祈ル。無事、元ノ世界ニ帰レルヨウ]
一行はアンドロモンの言う地下水道へ降りた。
大輔「よし、これで全員出てきたな」
皆は地下水道を歩き始めた。
アリサ「何か、ジメジメして気持ちの悪いところね…」
ルカ「うん…地面がヌルヌルして歩きにくい…」
一行の後ろの方で、アリシアがすずかに声をかけた。
アリシア「ねェ、すずか。さっきパソコンでルナモンを進化させたんでしょ?」
すずか「そうだよ?」
アリシア「プロットモンも進化させられるかな?」
アリシアは隣のプロットモンを見ながら言う。
すずか「出来るかもね」
アリシア「ほんと!?」
歩きながらすずかはパソコンにプログラムを組み出した。
しかし、その途中でパソコンの電源が落ちてしまった。
すずか「あれ…?おかしいな……」
はやて「何や?壊れたん?」
はやてが不思議そうに聞く。
すずか「そうじゃないと思うんだけど…」
大輔「賢、外に出たら修理してみろよ」
賢「そうだね」
まだ誰も気づかないのだ。
大輔と賢はかつてデジタルワールドを旅したがこの世界の不思議を全て知っているわけではない。
しかし、それを理解した時、新たな道が生まれることを まだ誰も知らない。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ