10話 失い、手に入れる前編
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実力を持ってるため、ただのパイロットじゃ相手に成らなかった。 サイのガリバルディは左腕でビームサーベルを抜いて、マシンガンを撃ちまくってくるジムUを蹴り飛ばし、強襲型ボールに当たりそのままジムUのコックピットとボール本体を貫いた。 その間にアスカのツヴァイは━━ジャイアント・バズーカを破壊されたため━━もう一隻のサラミスの艦橋を[アネイゼル]で切り裂いた。 しかし、二人の快進撃はそこまでだった。 とある一機のMSの出現によって。
アスカ[なに? マゼラン級からMSが出現してきたぞ、MSは機種っと…ガンダムだと!!]
もっと正確に言えばフルアーマーガンダムだった。 アスカはこの時知らなかったがこのフルアーマーガンダムに乗ってるパイロットは強化人間だったので、ニュータイプでありアスカの天敵だった。 アスカの操縦技術は全てシン・アスカの技術そのものだったが、SEEDが無いため精々勘のいいパイロット止まりだった。 そのためニュータイプはアスカの天敵だった。 フルアーマーガンダムのパイロットは2連ビームライフルをアスカの交わした先に正確に撃ってきた、アスカは空間把握能力を全開にして対応したが 完全に交わすことはできず、少しずつ傷が付いていった。
アスカ[こんっの野郎がぁぁぁぁぁぁぁ!!]
アスカは自分を鼓舞するために雄叫びを上げ、側に浮いていたジムUのビームライフルを掴みFCS(MSの射撃管制装置)を設定をしなおし、使えるようにした。
アスカ[あんまりしられてないが……]
ビームライフルを撃ち、フルアーマーガンダムのキャノン部分に当たった。 パイロットは素早くキャノンをパージして誘爆をまのがれたが、その目は見開いている。 ただの人間が強化人間型ニュータイプである自分にビームライフルを当てたのだ。
アスカ[射撃はメッチャ得意だよ!!]
アスカはもう少ない粒子を警告してくるランプを無視してファングを発射した。 ファングを縦横無尽に操り、頭と腕とをむしり取り、ビームライフルを撃ちコックピットを貫いた。
アスカ[よっしぁ!! じゃないんだよなぁ〜]
粒子を無視してファングを使ったりしたためか、粒子はもう殆ど無くなってしまったんだよなぁ〜。 動くのは動くけど戦闘による機動はもうできないな。 幸い、サイがMSを引き付けてるから狙われる可能性はないと思うけどなぁ〜。 あい、視界になんか写ったような…
アスカ[マゼラン級!?]
忘れてた……マゼラン級の存在をスッカリ忘れてた。 マゼラン級のメガ粒子砲が鈍く光、ビームが発射された━━終わったな━━頭にその文字が頭に過ったその時、丸いシールドを構えたMSが俺を守ってくれた。 ビームがそのMS
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