マブラヴ
0854話
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的な硬度と鋭さ頑丈さといったものがある。コスト的にもそれ程高くはない以上、ある意味ではかなりの人気商品になる可能性が高い。
アサルトナイフだけでは色々と不公平感があるので、他にもマクロス世界特有の技術として合成食品各種。……ただ、軍人はともかく一般人にしてみれば合成食の味を知っているだけにこっちの方が喜ばれるかもしれないな。
ちなみにネギま世界からはさすがに戦力云々というのは無理なので、雪広財閥や那波重工が集めた30種類程の軍用レーションに、国や自治体が非常用に備蓄しているものの消費期限が近づいてきているという食料を格安で買い叩いた品がある。
それとバッテリー関係だな。
一瞬、修羅を輸出するのもありか? とも思ったんだが、さすがに一時的な援軍としてならともかく修羅だけを売りに出すというのは色々と不味いだろう。
……そもそも、修羅神は長期戦には向いていないしな。
『ええ、準備に関しては既に十分です。前々からの約束通り国連を通して他の国からも来る予定ですし。……その、日本からも来る予定になっていますが、構いませんか?』
「ああ。一月経ってもこっちの要求が聞き入れられないなら外すかもしれないが、3日後の件に関しては問題無い」
出来れば中国や韓国も閉め出したいところだが、統一中華戦線には台湾もいるから、そんな真似は出来ない。
それに中国がBETAとの最前線であるのは事実である以上、ここで統一中華戦線を閉め出せば何を言われるかは大体予想が出来る。
『分かりました、ではそのように』
そのまま数分程アンディーと会話を交わし、通信を終えるのだった。
……これってどう考えても国の代表が話し合う内容じゃないよな? 普通なら実務者同士で話す内容だと思う。
まぁ、俺はその辺にこだわりが無いし、向こうにしても今回の件がある以上は下手な真似が出来ないんだろうが。
「あら、話はもう終わったの?」
通信を切ると、丁度近くのソファで何かの報告書を見ていたレモンがそう告げる。
「特に問題無くな。……で、そっちは?」
「アクセルが今話していた内容についてよ。SEED世界とネギま世界のバッテリー技術は、元が同じ技術だから……より正確にはSEED世界の技術から枝分かれしたのがネギま世界のバッテリー技術だから、整合性をとるのは難しく無いんだけど……」
そこまで告げて、言葉に詰まる。
ああ、なるほど。
「戦術機の方か」
「ええ。前にこの件で話してからどうにか出来ないかと色々と試してみたんだけど……パーツの規格が違うし、そのパーツにしてもマブラヴ世界の技術では作るのが難しいわ。そうなると、一番いいのはバッテリー周りのパーツを私達で開発して輸出しながら、マブラヴ世界の国家に技術提供をするという形かしら。推
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