『櫻』
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雨の匂いが躰に染みる
僕が嫌いな匂い
限りないと言うように
僕に暖かな夢を見せる...
濡れた世界に響くのは
毒された空の軋む音
無音に叩き落とされ
立ち込める甘さ
上も下も解らなくて
僕を逃がしはしない
ひたすらに舞う
白の中に
艶やかな紅も沈めて...
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