番外:作者の通常で平凡な一日
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
うーっす、作者だ。
今日は俺の日常を紹介するぜ。
朝七時。俺は母親に起こされる。
「恭夜、起きろ!!」
「……んー」
俺は殆ど非覚醒状態で返事をしているため、殆ど記憶に無い。
それから約四十分前後。父親が仕事の為、俺の下の妹三人を起こしに上に上がってくる。
それと同時に、俺は半覚醒状態で目覚め、時計を見る。
「(……後、十分は余裕か)」
そして、自力覚醒出来る時間帯を設定し、三度寝を敢行。
勿論、そのまま落ちた場合は、学校は遅刻と欠席が確定。冬はそれが多い。
それから約十分で起き、学生服に着替え、自転車通学なので、リュックとジャンバーを持って下のリビングに入る。
既に妹一人を除き、着替えて登校準備が済んでいた。
俺はそのままリュックを置いて、ジャンバーを着ると、母親が作ってくれた弁当を入れる。唯、この一月九日と言う日に限って、俺は今日の学校を四十分四時間と勘違いし、弁当を頼まず、飲み物だけで朝を突破し、妹一人を除き、家を出てから俺も登校をする。
俺が通う学校は羽生にあるとある学校であり、自宅から自転車で約四十分前後。母親曰く、自転車通学出来るならしろ、だそうだ。雨とか雪とか死にそうになりながら登校するのも面倒なのにも関わらず、だ。
しかも、強風時にはペダルを漕ぐ足の筋肉にもかなりの負担が掛かり、今日の時点で既に足が痛い。
その四十分前後の登校を走破するも、時間アウトで朝は遅刻。何とも間抜けだ。
「……ハァ、アホクサ」
俺は呟いてリュックを机の横に引っ掻け、ジャンバーを脱いで椅子に掛ける。
それから十分後、世界史の授業が始まる。
俺はルーム長なので、号令をする。
「きりーつ。気を付けー礼」
真面目にやるのも面倒臭い。元々は誰も立候補しなかったから、もどかしく俺が手を挙げたのだが、去年も確か同じ状況で手を挙げて後悔したのでは無かったかと改めて自分を怒る。
授業が始まり、俺はノートを書きつつ、RIGHT@さんにスキルを増やしに取り掛かる。
リュックから取り出したのは、ネタ帳兼コラボネタで重宝するプロットモドキのルーズリーフファイルだ。
最近はルーズリーフの確保が難しい為、基本的には各作者様から頂いたデータを、文芸部員の職権濫用と言うパソコン利用でコピーした物を何時も学校に持参している。
……ただまぁ、先程も言った通り、四十分四時間だと決めつけていたため、軽量化の為に、神崎さんとRIGHT@さんと自作キャラの神データ及びスキルデータしか持ち込んでいなかった。
当然、作業は難航し、ノートを書く事しか進まない。
しばらくし、授業が終わると、俺はルーズリーフファイルを机にしまって呟く。
「……進まねー」
そもそもだ。小説を書いていないと浮かばない筈のスキルを、データだけで何とかして作ろうと思ったのが原因だ。し
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ