暁 〜小説投稿サイト〜
【艦これ】艦隊これくしょん・闇 激戦!深海の亡霊、闇艦娘との闘い
二艦合魂、雷電!
第01話
[4/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
!』
制止する陸奥の声が聞こえていなかのように、暁と響は鋭く響・黒に突進する。
暁は響・黒に向かって飛び上がり、手にしている12.7センチ連装砲を構えて響・黒に狙いを定める。
『攻撃するからね』
響は海上を滑りながら61cm五連装(酸素)魚雷を放つ。
『さて、やりますか』
響・黒はゆっくりとした動きで両腕を開き、静かに目を閉じた。
そして真っ向から暁と響の攻撃を受ける。
“ガスッ”
海面から姿を現し、響・黒に向かって次々と飛んでくる61cm五連装(酸素)魚雷を、響・黒は涼しい顔をしたまま蹴り上げる。
更に身を回転させ、蹴り上げた61cm五連装(酸素)魚雷に回し蹴りを喰らわす。
『え? きゃあっ!』
魚雷は飛び上がっている暁に向かって蹴り放たれ、暁は避けることができず、魚雷をまともに受けてしまう。
“ずどぉががぁぁんッ”
暁は大爆発に巻き込まれ、大きく吹き飛ばされた。
『暁ねぇさんッ』
吹き飛ばされた暁を心配そうに見つめる響。
その背後には響・黒がいる。
『姉の心配より自分の心配をしたほうがいいよ』
響・黒は数センチと離れていない至近距離から5インチ連装砲を放った。
『うぁぅッ』
響は大きく吹き飛ばされ、海上に倒れている暁の真横に倒れ込む。
大破してしまった暁と響は気を失い、ぴくりとも動かない。
真っ黒い煙を上げながら二人は眠るように海上で倒れている。
『防御を捨て、目まで閉じたのに……まるで相手にならない……これが私のオリジナルだと思うと泣けてくるよ』
寄り添うように倒れている暁と響に、響・黒は5インチ連装砲を向ける。
『戦いに敗れし者は海に沈む……艦娘ならこれほど誇り高き死はない……散るといいよ』
響・黒の背後に禍々しい5インチ連装砲の姿が映し出される。
そして5インチ連装砲から砲弾が放たれる……直前に、雷と電が響・黒に向かって砲撃する。
“ずどぉががぁぁッ”
雷と電による12.7センチ連装砲の同時斉射が響・黒に直撃する。
しかし響・黒はダメージを受けることなく、何事も無かったかのようにその場に立っている。
『直撃してもこの程度……もはや涙も出ないよ』
響・黒は海上に倒れている暁の頭を、ゴリぃと踏みつけにする。
『このまま頭を踏み潰してしまおうか』
ブツンッという音と共に雷と電は飛び出した。
踏みつけにされた姉を見て、雷と電は完全にキレた。
『お姉ちゃん達を沈ませないのですッ!』
『私らがお前を沈めてやるよぉッ!』
突っ込んでくる雷と電を見て、響・黒は呆れ顔になって溜息をついた。
『バカだな、姉たちがやられた
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ