『勇者へ』
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月は白く
僕の影は
くっきり浮かぶ
今しか
存在し得ない事を
本当は
誰もが解っている
僕の前を歩く君
僕を守るつもり?
けれど僕は
君が僕に
背を向けたいのを
知っていて
その隙に遠く
とても遠くに飛んでくわ
君が
僕の死は自分のせいだと
自惚れる前に
僕が君に
錯覚した愛に囁かれて
飛べなくなってしまう前に
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