暁 〜小説投稿サイト〜
ひねくれヒーロー
閑話・メシマズチョコと告白
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ン君を連れてきてくれた


コン君はサバイバル演習でも調理実習でも料理上手だって皆知ってる

イカリちゃんとよく手作りお菓子の交換もしてるから、お菓子作りも上手だって知ってる

・・・おすそわけを貰ったくのいちクラスの一部が、負けたって思う腕前がある・・・


きっと

きっとコン君ならイノちゃんとサクラちゃんの暴走を止めてくれる!

希望が見えてきた・・・これなら私でも大丈夫かも!



「・・・とりあえず、なんで砂糖籠に入ってんの?ついでに買いだし頼まれたのか?」


流石に砂糖1sはおかしいもんね・・・


「お菓子は甘いほうがおいしいじゃない」


サクラちゃん・・・限度ってものがあるよ・・・

コン君はサクラちゃんに目も合わせず籠から砂糖を取り出して渡した


「戻してこい
 おい、なんでカカオ97%入ってんだ、罰ゲーム用か?」


砂糖の下に埋もれていたカカオ97%を見て呆れ顔

オレは好きだけどと呟いてるけど・・・コン君、舌大丈夫なのかな


「サスケ君、甘いもの嫌いっていうから!」


・・・確かにそういう話だけど・・・


「限度があるわ色ボケ
 あとは・・・コーンフレーク、ドライフルーツ、ミルクチョコ、生クリーム・・・
 ・・・そもそも、何作る予定だ?」


生クリームは私が入れたもの

普通だなと呟かれてほっとする


「・・・チョコ?」


イノちゃんが首を傾げながら答える

・・・答えになってないよ・・・


「何のチョコかって聞いてんだよ!」


い、一応私は生チョコを作ろうと思ってる・・・

シュロ君はシリアルチョコだと思う

でもあの二人は・・・


「チョコよ!」


コン君・・・ごめんなさい・・・

私じゃこの二人どうにもできないよ・・・


「・・・トリュフでいいか?」


諦めたように頭を抱えたコン君

ニコニコと頷く2人を見て、私達に向き直った


「・・・ちなみに、どこでチョコ作んの?」


「わ、私の家だよ・・・
 オーブンもあるから、ケーキも焼けるし・・・お菓子作りの調理器具は大体揃ってるから・・・」


毎年毎年ナルト君にあげようと思って作ってるんだけど・・・

結局渡すのが恥ずかしくてダメだったの・・・

今年は・・・コン君経由で渡してもらおうかな


「・・・なら、インスタントコーヒーと抹茶あるか?」


「? うん、来客用にいくつか・・・」


どうしたんだろう


「よし、甘さ控えめが良いんだな?
 コーヒー味と抹茶味のトリュフを作るぞ
 ビターチョコとホワイトチョコ、あと
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ