1巻
新たな外史での準備
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『無口ではなくただ話さないだけですよ。私達の出番はあまりないですからねー』
『ま、今まで出番が無かった俺達ではあるがな。今回は出番を増やしてくれよな?一真の旦那』
無口ではなかった元邪龍たちだったから、今俺の中にいるのは前四大魔王とドライグとサマエルと元邪龍で今じゃ神龍となったグレンデル達。ま、今まで活躍したのはグレンデルだけだったからな。いくら無限にいられるとしても、グレンデル達はボールの中に入っている状態であるが小型ドラゴンとしての肉体を与えてある。クロウだけはヒト型の肉体を新たに創ってあげた。クロウ曰く小型ドラゴンよりヒト化の方が都合がいいと言ってきたからだ。
「一真さん、準備はいいですかな?」
「迅、今は年下の役なのだから呼び捨てで構わんよ。見た目は高校生だが、中身が大人だとしてもだ」
「あははは、恐らくこういう役は初めてですか?迅様」
「まあな、俺はいつも忠教の部下だったが総司令官を呼び捨てするのはバチ当たりかと思ってねぇ。でもまあ今の俺は一真の保護者な訳だから、構わないようだ」
今俺達は明日に控えて服装をチェックしていた、明日会う約束を取り付けた迅によって俺と深雪は学生の頃を思い出した服装を着ていた。俺は量子変換機を持っているが、深雪にも持たせている。奏や優斗も持っているがいつも着ている軍服を纏っている所為なのか、たまに俺が壊れてないか修復する時があるけどな。妹が出来るというのは既にこっちは経験済みではあるが、可愛い・優しい・柔らかいとも言うし朝起こしに来るとも言うし情事もし放題とも言う。生意気やガサツとも言うが、深雪はそんな事はないと言いたい程の素晴らしい娘である。深雪にとっては、姉になるという事になるがちゃんとやれるかどうか心配していたが朱音達やティアに励まされて自信を持った一日だった。
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