第三十一話 紅蓮の獅子
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モンに攻撃されてしまったのだった。
アリサ「コロナモーーーン!!!!」
アリサはコロナモンの元に一目散に駆け寄ると、その小さな体が叩きつけられる前にコロナモンを抱え上げる。
コロナモンを庇って地面に転がったアリサは、ボロボロになったコロナモンに呼びかける。
アリサ「コロナモン、大丈夫?」
コロナモン[アリサ…来てくれたのか…?]
アリサ「当たり前よ…あんたは私のパートナーなんだから…」
コロナモン[…サンキュー]
コロナモンはアリサの腕から出るとメラモンを睨みつけた。
コロナモン[もう大丈夫だ!!もう俺は負けない。ぶっ飛ばしてやる!!]
コロナモンが叫んだ時、D-3から進化の光が放たれた。
コロナモン[コロナモン進化!ファイラモン!!]
朱い四足歩行の獣で、炎がヘッドギアや尻尾等の防具から灯され、朱色の翼に金色のライオン(百獣の王)を思わせる雄々しい鬣を靡かせた“空を駆ける獅子”の異名を持つ獣型デジモン、ファイラモンに進化した。
ファイラモンはメラモン目掛けて飛翔した。
メラモン[バーニングフィスト!!]
メラモンは掌に火球を生み出すと飛び回るファイラモン目掛けて放った。
ファイラモンは火球を前足の爪で切り裂いた。
ファイラモン[ファイラボム!!]
ファイラモンは額に全身の力を集中して放つ火炎爆弾、ファイラボムを放った。
ファイラボムはメラモンの手前で爆発し、メラモンは爆風によって吹き飛んだ。
ファイラモンはメラモンが地面に叩きつけられたのを確認すると全身に炎を纏った。
ファイラモン[フレイムダイブ!!]
全身に炎を纏い、空から急降下突撃をするフレイムダイブを繰り出し、メラモンに直撃させた。
いくら炎に耐性はあってもダメージは逃れられない。
不意に、メラモンの背中から小さな歯車が飛び出した。
それは真っ直ぐ上空を目指して飛んでゆき、小さな音をたてて弾けて消える。
大輔「あれは…」
フェイト「さっきの歯車…?」
賢「どうやらあれに操られていたようだね」
はやて「あれがメラモンが暴れていた原因なんか…?」
子供達の疑問は尽きなかったが、サンモン達にご馳走を振る舞われ、子供達はその疑問を隅に追いやった。
余談だが畑で採れたばかりの肉はとても美味しかったのか、子供達とデジモン達の側にはいくつもの骨が散乱していた。
そして現実世界では、公園から戻ってきた一輝達はカリムへのプレゼントをケーキにした。
一輝「悪いな、プレゼントがケーキで…」
カリム「そんなことはありません。一輝さんからのプレゼントなら何でも嬉しいです」
一輝「…ありがとな。さてと俺達もケーキ食うか……」
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