第三十一話 紅蓮の獅子
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ン[本当か!?もうオラ腹ペコペコだ〜]
コロナモンの言葉に子供達は喜んだ。
アリシアは噴水を見つけると走って行く。
[この辺りはみんなミハラシ山に水源があるの。]
[とーってもおいしいんだ!!]
なのは「ミハラシ山って…あの山?」
キョロキョロと辺りを見渡すと、大きな山があった。
サンモン達が言うミハラシ山とはそれであろう。
突然、子供達の目の前にあった井戸の中から火柱があがった。
大輔「ど、どういうことだ?」
賢「あっちに池があるから行ってみよう!!」
子供達は池まで走って行ったが、池には水がなく、船もその正しい役目を果たしていなかった。
他の井戸も同じで水がなく、時折火柱があがるのだった。
ユーノ「ミハラシ山に何かあったんじゃ…?この状況は明らかにおかしいですよ!!?」
大輔「ルカ見えるか?」
ルカ「待って…」
この中で視力が良いルカがミハラシ山を見つめる。
山の頂上から噴き出す炎と、凄まじい勢いで山を滑り降りて来る1体のデジモンがルカの視界に飛び込んできたのだ。
ルカ「あれ…何?」
頂上の炎は、最早肉眼でも視認出来るほどに燃え上がっている。
賢「メラモンだ!!」
山から降りてくるメラモンを見て賢が叫ぶ。
メラモンが山から降りてきた。
それだけでサンモンの村はパニックに襲われた。
メラモンは先程の荒野を横切り、着々とこの村へ近付いてきている。
逃げるための時間なんて、無いに等しい。
大輔「皆、あの船の中に避難するんだ!!」
子供達とサンモンらは池だった穴にあった船の中に避難することに決めた。
大輔「こっちだ!!」
フェイト「足元に気を付けて!!」
賢「慌てないで、落ち着いて前に進んで!!」
アリシア「早く!!早く中に入って!!」
すずか「皆、大丈夫!?」
大輔達はサンモン達を船へと誘導する。
アリサ「ねえ!!コロナモンは何処!?」
大輔「何!?いないのか!?」
ルカ「コロナモンなら向こうだよ!!大丈夫だから、先に行けって…」
アリサ「え!?」
アリサが湖の辺を見るとサンモン達を誘導しているコロナモンの姿があった。
アリサ「あの馬鹿!!何1人で無茶してんのよ!!」
すずか「アリサちゃん!!」
パートナーデジモンの目前に迫る危機に、居ても立ってもいられなくなったのか、アリサが飛び出してしまう。
コロナモン[ふぅ…]
アリサ「コロナモン、後ろーっ!!」
コロナモンがサンモン達を誘導し終え、一息ついた時だった。
真後ろまで来ていたメラ
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