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黒猫が撃つ!
三弾 黒と緋の戦舞
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た桃まんを食べだした。
すでに7個目の桃まんを口にして、今8個目の桃まんを手に取った。
桃まんを口に入れると、ふにゅうー、と頬に手を当ててうっとりと味わっている。
そんなに美味いか、それ?
アリアの向かい側の椅子に腰掛け、買ってきた牛乳(ミルク)を飲みながら、寿司と魚肉ソーセージをつまんでいると玄関の方から物音が聞こえ、そしてこの部屋の同居人であるクラスメイトが部屋の中に入ってきた。

「遅い」

ぎろ、とソファーから頭をその同居人に傾ける彼女(アリア)に続けて俺も挨拶をした。

「遅かったな、キンジ」

部屋の中に入ってきたのは俺がこっちの世界に初めて来た日に出会った少年。
この部屋に元から住む同居人でクラスメイト______

遠山金次だ。
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