暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ラビリンス侵攻!
第3話 とれたて!キュアパイン母娘誕生!!
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。」
 「ディスプレイにスウィーツ王国のコマンドありまっか。」
 「うん、ある。」
 「そこをクリックしてや。」
 「スウィーツ王国ね。」
 「これって、スウィーツ王国のホームページなの。」
 「そや。まず、動画を見ておくれや。この動画には、長老から詳しい説明してまっせ。再生マークをクリックして見てや。」
 「うん。」
 ラブと美希は、動画「長老からのメッセージ」を見始めた。
 
 赤塚公園

 高島平駅の降りて、ここへ真っ直ぐ向かって来た祈里が姿を現した。
 「今日は、誰も練習してないのね。」

 ドーナツカフェ

 祈里は横を通過した。
 「ん。」
 祈里のしょんぼりとした表情が、カオルちゃんの目に入ってきた。
 「背中が寂しいぜ。」

 山吹動物病院

 「ただいま。」
 「あっ、お帰りなさい。」
 「ねえママジャージの生地、取り寄せてくれた。」
 「うん、祈里の部屋に置いてあるわよ。確か、ピンクと水色と黄色だったよね。」
 「そう。」
 「この生地で何を作るの。」
 「ダンスの練習着。」
 「そうなの。習いに行くの。」
 「うん、ラブちゃんに誘われたからね。」
 「なるほどね。」
 「じゃあママ。家に入るからね。」
 祈里は、動物病院正面入口から自宅へ入って行った。

 桃園家 ラブの部屋

 「とまあ、そう言うワケでんねん。」
 「何だって。分かった。」
 「つまり、あのナケワメーケって化け物を操っていた女は、ラビリンスの軍人でイースって言う、総統メビウスの忠実な(しもべ)で。」
 「他に、ウェスターとサウラーってのもおりまっけどな。」
 「タルト、ウェスターって男なの。」
 「そや、筋肉モリモリの粗暴な幹部軍人で、階級は少尉やで。」
 「少尉。」
 「あら、イースと比べてエライ格下だね。」
 「体鍛え過ぎて、頭良くありまへん。」
 「それもそうだね。」
 「脳みそが筋肉になっているからね。」
 「タルト、もう1人、サウラーは。」
 「長身の男で、階級は中将。何でも、ナケワメーケ兵器を次から次へと開発しているらしいねん。」
 「ねえ、ラブ、温水プールで見た弟をいじめたあの大男たちに似てない。」
 「あっ、思い出した。もしかして、ダフ屋の兄ちゃんたちじゃない。」
 「似てまっか。」
 「そうかも知れないよ。特に、ウェスターはその内、警察にマークされそうよ。」
 「そうでっか。」
 「あれだけ大きい体して不審な行動すれば、バレやすいからね。」
 「ヘエーーー。」
 「ねえタルト、男には弱点があるのご存知。」
 「ギューーーーーッ。」
 「イテーーーーーーッ、何しまんねん。」
 「タルトも雄でしょ。だったら、人間の男性と同じモノを
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