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【艦これ】艦隊これくしょん・闇 響・黒編
第2章 闇艦娘、響
第06話
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「あいさつ?」

「そうだ、あいさつだ」

 ふたりは見つめ合いながら、解り合ったように笑みを向け合う。

「じゃあ行ってくるよ、提督」

「ああ、気をつけて行ってこいや」

 響・黒は扉を開けて部屋を出ようとしたところで、何かを思い出したように提督に向かって振り返った。

「そうだ、提督。おつかいから帰ってきたら、その……愛してくれる?」

「んあ? ご褒美が欲しいってか? しょうがねぇ奴だなぁ……いいぜ、帰ってきたら嫌ってほど愛してやんぜ」

「絶対だからね、提督」

 響・黒はぶわわぁと闇を噴き出し、妖しく身にまとわせながら提督室をあとにした。


(任務達成)
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