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とある愚者の転生記
転生者のプロローグ
第二話 俺、才能無いんじゃね?
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「堅」)、「硬」で集める以外の箇所に「絶」をし、「凝」以上にオーラを集中させる発展形の技術です。

 「硬」は、「堅」「絶」「凝」の複合技術ですが、順に時間をかければ、割とすぐにできました。
 「俺って才能あるんじゃね?」と思った瞬間、「硬」が切れました。
 つまり、「硬」は時間をかければすぐにできる技術で、できるできないではなく、「硬」を発動する時間をいかに短くするか、「硬」で発動するオーラの量をどれだけ増やすかが重要なのでした!
 ………、要修行です。

「流」というのは、オーラを体の各部に意識的に振り分ける技術です。
 不必要なところの不必要な量を必要なところに加えることによって、必要なところのオーラの量を増加させます。残す量や箇所、増やす量や箇所、増減の速度など基本であり、最終ともいえる技術です。

 原作のようにオーラの量を○%とかがわからないので、オーラをスムーズに動かすというのを目標にして、「凝」の塊を体に這わせて動かす修行をしています。
 亀のように動くオーラを感じるのはかなりせつないデス。
 最初は動かすだけで「凝」が切れました!

 念能力も少しはカタチになってきたかなと思う頃には、8歳になっていました。ホント月日は早いものです。
 ちょうど良いので、7月の誕生日に「水見式」を行います。
 
 「水見式」というのは、グラスに水を入れ、その上に葉っぱを浮かべ、両手をグラスの脇にかざし「発(練)」を行い、グラス内で起きた変化によって念能力者の自身の系統を判断する方法です。

 念の系統には、強化系・変化系・操作系・具現化系・放出系・特質系の6種類があります。
 自分にあった系統の方が当然伸びやすいので、系統別の修行を行う前にそれを把握します。

 強化系は、自分自身を含め、モノの持つ働きや力を高める能力です。
 水見式では、原作主人公のゴンがだばだば水をこぼしたシーンがあった。

 変化系は、オーラの性質をゴムや電気や糸等に変化させる能力です。
 水見式ではキルアがなめて「甘い」って言ったシーンを覚えてる。

 操作系は、オーラによって物質や生物を操る能力です。
 水見式ではそのものずばり葉っぱが動くはず。

 具現化系は、オーラを物質化する能力です。
 水見式ではクラピカが水の中になんか出てきて残念がってたシーンだな。

 放出系は、オーラを体から離した状態で維持する能力です。
 水見式では色が変わるんだっけか。原作では後になってレオリオが放出系らしいが、水見式のシーンはなかったはず。

 最後の特質系は、それ以外、と。






 さて、ちょっと洒落たワイングラスに水を入れ、葉っぱを浮かべて、満を持しての「水見式」です。
 一応、念のため、水
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