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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第三十話 新たな仲間
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存者か?助けに来た。」
?[生存者?]
影が首を傾げた気がした。
ツカイモンは部屋の明かりを点けた。
明るくなった部屋に子供達は目を細めた。
そこには、人間の子供に似たデジモンと…。
フェイト「あれは…!?」
なのは「クロノ…君…?」
カプセルの中に入っていた少年はフェイト達がよく知る仲間に酷似していた。
賢「No.1581…ルカ。」
はやて「え?」
賢「この子の製造番号だ。オリジナルはクロノ・ハラオウン。年齢はage7とあったから7歳だろう。他の人造魔導師よりもずば抜けた能力を持っていたから、特別に“名前”を与えられた個体…今から随分前に封印されているようだけど…まだ生きている…」
賢は機器を見ながら呟いた。
?[な、なあ…こいつを出してくれよ!!]
賢「君は?」
?[俺はフレイモン。こいつのパートナーだ。]
フレイモンが片手に持っているのはD-3。
大輔「こいつも選ばれし子供か…出してやろうぜ。このままここにいるのは可哀相だ」
フェイト「お願い賢…!!」
フェイトが懇願するように言う。
同じ人造生命体だから放っておけないのだろう。
賢「分かった。すずか、手伝ってくれ」
すずか「はい!!」
賢とすずかは機器を操作した。
カプセル内の液体が排出され、子供が崩れ落ちるが大輔が間一髪で支えた。
大輔「皆、施設の中を探して服を持ってきてくれ」
フェイト「分かった!!」
フェイト達は施設内を探し始めた。
大輔「しかし、何でここの研究員達や子供達が皆死んでるんだ?」
賢「恐らく内乱だろう。彼等も研究員達の横暴さに耐えられなかったんだろう。自由を得るために戦って死んだんだ」
大輔「…そんなの…馬鹿げてる…ここにいる子供達は皆、なのは達と同じ位なんだぞ…?なのに何で死ななきゃいけないんだ!!?」
賢「…そうだな…普通なら許されないことだ。どんな理由があっても命を弄んでいいなど絶対に無い。数々のデジモンのデータを利用してキメラモンを造った僕が言っても説得力なんかないけど…」
賢は機器のディスプレイに出ている文字を読んだ。
賢「新世代型人造生命体No.1581……レアスキル…トランス…。有機質による強化により、従来の変身魔法の概念を覆すもの…姿形、声などを真似るくらいしか出来ない物に比べて細胞レベルの変身能力で対象の能力全てをコピー出来るのか…」
そして服を探しに行っていたフェイト達が戻ってきた。
死んでいた人造魔導師達が着ていた簡素な服と靴。
大輔は急いで服を着せた。
服を着せると大輔は子供を背負う。
はやて「ここの資料とかも持って行った方がええかな?」
ユーノ「そうだね、僕が預かるよ。」
はやてが拾った資料やデータディスクをユーノが預かる。
「うぅ…」
なのは「起きた!!大丈夫?ルカ…君?
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