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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第三十話 新たな仲間
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もしかしたら生存者がいるかもしれないし。ここがどういう研究施設なのか分かるかもしれない。」






























子供達は更に奥へと進むと、扉が開かれている部屋を見つけた。
プレートを見ると資料室のようだ。
大輔「資料室か…」
賢「入ってみよう」
大輔達は警戒しながら資料室に入る。






























アリサ「な、何よこれ…!?」
アリサは震えながら言う。
資料室にあったのは、壁一面にある脳のホルマリン漬けである。
ユーノ「酷すぎる…!!」
賢「これは…」
部屋の中央に置いてあるパソコンを見つけた。
電源を入れる。
どうやらデータはまだ生きているようだ。
パソコンの前に座り、賢は検索を始める。
賢「7月、No.11、廃棄処分。8月、No.7廃棄処分…これは…」
検索をする度に賢の表情が険しくなる。
賢「……これは人造魔導師の記録だな…」
なのは「え…じゃあ廃棄処分って、まさか…」
賢「考えたくないが、恐らくは…“廃棄処分”か。人造生命体は自然と人工の差はあっても生きていることには変わりはない…。ここの人間は命をタンパク質の集合体とでも思っているのか!!?」
苦い表情をしながら賢はキーボードを叩き、情報を検索する。
すずかがそれを補佐し、セキュリティなどを解除していく。
名簿や、日誌などが発見された。
賢「9月7日、1127、1128、1129、1130を戦わせる。1130が勝利。1127、1128、1129を廃棄…」
フェイト「酷い…」
ディスプレイを見つめる、フェイトの顔色が変わっていく。
日誌にあったのは、人造魔導師の教育の記録だった。
一定の戦闘訓練を施した子供を、デバイスを持たせて戦わせ…殺し合わせている。
大輔「そんな…何だよこれ…毎日毎日訓練させて…同居の子供達で殺し合わせて、殺すことと殺されることしか教えてなくて…この施設の子達はずっとこんな…」
大輔は拳を握り締めながら言う。
賢「明らかに違法だな…外道だ。…僕に言えることじゃないが…」
賢は既に死んでいる研究員達に向けて吐き捨てるとパソコンの電源を切る。
大輔「…探そう。生存者がいたら保護しないと……」
ユーノ「…はい」
子供達は研究所の奥へと向かう。






























奥へと向かうと、破壊された扉ががあった。
子供達は破壊された扉を強引に開ける。
?[誰だ!?]
人影がこちらを振り向いた。
大輔「待ってくれ、ここの生
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