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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
代表決定
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・」

閃輝は一旦目を閉じて腕を組むのを止めて広げた
そのまま一気に加速して地表に向かっていく
その様は隕石(メテオ)の様に空気を引き裂き地表に降下していく
途中で更に速度が上昇して全員が地表にぶつかってしまうと思われたが、地表まで残り1cm程の距離で停止した

「良くそこまで縮める事が出来たな霧雨」
「・・・簡単過ぎて欠伸が出る」

閃輝は体制を直し再び腕を組み直す

「では次は武装を展開しろ、霧雨」
「・・・了解」

閃輝は背後に魔方陣を素早く展開しその手には剣が握られていた

「中々の速度だな」
「・・・どうも・・・」

この後セシリアは自分の癖を注意され直せと言われてしまう
授業が終了し放課後になると閃輝はすぐさま自室に戻り調合を開始する
これは環境がまったく違う幻想郷と外界で作った薬にどの様な違いが有るかの実権も兼ねている
暫しすると箒が戻ってきて閃輝を見ると少し呆れるように肩の力を抜いた

「閃輝・・・またそれをしているのか・・・」
「・・・他にする事は無いからな」

閃輝は室内で行う事と言えば
薬の調合を行いそれを自身で試す。読書をする。音楽を聞く。寝る
この4つに分類される
そして箒は閃輝の事を一夏と呼ばずに閃輝と呼ぶ様になった
その方が閃輝は比較的に友好的に接してくれるからだ

すると閃輝は錠剤の入った小瓶を箒に投げた
箒は慌てて落とさないように小瓶を捕まえた

「危ないだろう!割れたどうする気なのだ!?・・・そしてこれは何の薬だ?」

箒は小瓶を上に掲げて瓶を透かすように見つめる

「そいつは新しく作った薬だ。
それも俺で人体実験は行っている、そしてそいつは・・・女が憧れる物だぞ?」

閃輝は外界に来てから珍しく少し笑った
箒は女が憧れる物っという言葉に強く反応した

「これは一体どんな効果が有るのだ?」
「そいつは体内で余計な脂肪分を分解して更に美白、美肌効果が有るな」

その言葉を聞いた瞬間箒の目は一段と強く輝き閃輝の肩を掴んだ
その時箒は目にも止まらぬ速さで閃輝に詰め寄った
閃輝は生身で能力に覚醒していない人間が出せる速度に驚いた

「それは本当なのだな!!?これには副作用が有るのか!!?」

箒の言葉の一つ一つはかなり強い物であり閃輝の耳は
少しキ〜ンっとしていた
閃輝は少し狼狽えながらも答える

「す、睡眠作用だ。食後に飲むと就眠時と重なって良いだろう」

その言葉を聞くと箒は満面の笑みを浮かべる

「そうか!その程度の副作用なのか!!夕食の後に早速試してみる!」
「あ、ああ・・・出来れば飲んだ時の感想を聞かせて欲しい・・・」
「ああ解った!では私は食事に行ってくる!!」

箒は素早く扉を開けて
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